長い時間

出社するべき会社があるわけでもなく

一年前に比べれば、

随分と、時間に余裕のある毎日です。

 

5:00 頃に目が覚めます。

ぐずぐずと6:00くらいまでベッドの中で

本を読むのが最近の日課となりました。

眠る前に読もうとしても

すぐに寝落ちちゃうんだけど

朝ならゆっくり堪能できることに

気づいてしまったのです。

 

6:00にベッドを出たら

テレビでニュースを流しながら

しばらくルーティンの家事をして

食欲のない猫のために

食べられそうな食事を用意しつつ

自分の朝ごはんも作って

新聞を読みながらのんびり食べます。

 

ヘアメイクを済ませて、洋服を着替え

一定の時間までにどこかに辿り着いて

働く状態を作らねばならぬというのは

なかなか大変なことだ と

バタバタ出かけていく家族を見送ると

今の自分の状況を

ほんと、ありがたく感じるのです。

もっと若かったら焦ったりしたんだろうかね。

 

だらだらとコーヒーを淹れて

8:30にはコンピューターの前に座ります。

お昼頃までは、モニターに張り付いて

あれこれと研究や作業をしています。

その間にどうにかヘアメイクも済ませます。

 

午後は近所のコワーキングオフィスで

頼まれ仕事をこなしたり

買い物や銀行まわりの用事を済ませたり

書き物をしたり、のんびりしたり。

 

軽い夕食を作り、片付けたら、

長い夜の時間がやってきます。

切羽詰まってせねばならないことが

山のようにあるというわけでもなく

時間を贅沢に使うようになりました。

 

締切のある仕事が残っている時には

遅くまで作業をすることもありますが

それも何日も続くことはありません。

基本的にはプレッシャーがかからない程度の

仕事量に抑えています。

ま、体力的にも、精神的にも

あまり無理したくない気持ちが大きいというか

出来ないというか。

 

そして、ふと、気付くのです。

ここから先、死ぬまでの時間が

どのくらいあるのかはわからないけれど、

長い長い時間を過ごさねばならないのだなぁと。

 

仕事や子育てで忙しい頃は

1日に24時間じゃ足りないくらいだったのに

時々時間を持て余すような気持ちになります。

 

幸いなことに、

眠りに入るのにはあまり苦労はしませんが

まぁ何度も目が覚めること。

そして朝起きるのに苦労しなくなるなんて

想像も出来ないことだったのにねぇ。

 

何をして時間を潰そうか、と

考えることが増えました。

 

本を読むのも

動画を見るのも

限度っていうものがあるでしょうが。

ねぇ。

 

そう思うと、仕事や勉強というのは

とてもありがたいものです。

生活がかかっているので

そんなに余裕があるわけじゃないけれど

自分の肩に会社が乗っかってる仕事と

そうではない仕事には

こんなにも違いがあるのですねぇ。

 

これからは、嫌な仕事を

わざわざする必要はないとも思っているので

基本的には、好きな人に頼まれた

無理のない仕事と

自分がやりたいことだけを

やっていこうと思っています。

 

先日”ねんきん定期便”というお知らせが来ました。

70歳くらいまで遅らせれば

ギリギリどうにかなるるのかなと思うと

ちょっとほっとしたり

10年後に日本はどうなってるか

わからんぞ、と思ったり。

 

いずれにせよ、鍵になるのは健康。

適切な運動習慣の確立プロジェクト。

何度目になるのかわからんが、

考えながらやってみようか

来週からね、なんて 性懲りもなく考えてます。

 

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