読書

 

お休みの間に読んだ本の中から

いくつかご紹介したいと思います。

まずはこれ。

 

 

お盆休みに合わせて

出版社も当然戦略を練られるのです。

休み前の書店に行く時には

待ってたものに出会える確率が高いので

気合いが入ります。

 

これは楽しみにしているシリーズのひとつ。

宮部みゆきさんの三島屋変調百物語の

9冊目の新作。

今回も良かったですよ。ほんと。

純粋に物語に没頭し、

語られるストーリーに身を委ねて

わくわくはらはらする醍醐味を

たっぷり味わいました。

はぁ 良かった。

 

次はこれ。

着物関係の本を

読み漁っているのですが、

初歩の初歩として取り組んでいる

浴衣についての考察を

深めるのにとても役に立つ本でした。

 

 

著者の山崎陽子さんは

元ファッション誌のエディター。

今は着物研究家的な肩書きで

様々な活動をなさっているご様子です。

浴衣や単衣着物との付き合い方

考え方、選び方など

参考になることがみっしり入っていて

さすが元編集者、と思わず唸りました。

全体の構成も、内容の厚みも素晴らしい。

そして、洋服時代も相当な

おしゃれさんだったのだろうと思います。

全体的に垢抜けてセンスのいい感じが

とても好ましく

しばらく保存版になりそうです。

 

 

次の本は稲垣えみ子さんの本に記述があり

気になって気になって

図書館で取り寄せてもらって

読んだ本です。

今 amazon では Kindle版のみ

販売しているようです。

 

 

これを始めてから

生ゴミが出なくなったので

元々少ないゴミの量が激減したという

稲垣さんの本の記述に引っかかり

土が良くなりベランダ菜園が充実という部分にも

大いに引っかかりました。

 

今年のベランダ菜園は散々だったのです。

小さい茄子が2つと、ミニトマトが3つだけ。

きゅうりは2苗植えたのに、

とうとうひとつも収穫できず。

水やりもちゃんとしていたし、

肥料もあげてたのになぁ。

花は咲くのに結実しないのは

やはり土か、と常々考えているので

堆肥を作ることには憧れがあります。

 

黒土でキエーロ というのも興味深く

トライしたいと思ってますが、

これは生ゴミは消えるけれど

堆肥にはならないらしいのよね。

取り掛かる準備も少しハードルが高くて

手付かずのままなのです。

 

この本の方法では土嚢袋を使うらしいので

大きな容器を準備する必要がないようです。

きちんとやれば、虫は大丈夫らしい。

(虫が出る前にどうにかするらしい)

とはいえ、あまりに気温が高すぎるうちは

難しそうなので、少し涼しくなったら

トライしてみたいものだと

考えております。

(やるかどうか できるかどうか。)

 

 

そしてこれは家事の本ですね。

 

 

断捨離であまりにも有名な

やましたひでこさんの家事の本です。

これも図書館で見つけて借りてきました。

こういうのは、ざーっと読んで、

参考になりそうなことが

ひとつでも見つけられたら最高 と

思ってるのですけれど、

この本を読んで始めたのが

”洗面台を使ったらすぐに拭く”活動。

 

山下さんはタオルを使わず

ペーパーを使っていらっしゃいます。

ペーパー導入をするつもりはないので

無理無理、と以前は全く

引っ掛からなかったのですが

最近使い始めた「布巾」なら

あるいは出来るか!?と思いつきました。

限りなくペーパータオルに近く

そしてすぐに乾くからね。

小さめの布巾をタオルラックにかけて

手を洗うたびにそれで拭き、

洗面台まわりもついでに拭いて

伸ばしてまたかけておく を繰り返すことに。

布巾は次に洗面台を使うタイミングには

ほぼ乾いています。

汚れというよりは、水滴を拭うだけなので

気持ち的にも大丈夫。

1日使ったら洗濯して白い状態を保ちます。

いつの間にか『常に洗面台がピカピカ』を

キープできるようになりました。

無茶苦茶気持ちいいうえに、

朝の掃除ルーティンから

洗面所掃除が消えたのです。

 

気をよくして、トイレも洗面所の床も

使ったタイミングで掃除する習慣を

つけられないものかどうか

試行錯誤をはじめたところです。

 

 

たまたま読んだ本の数行で

生活が変化していきます。

あれこれ考え、試し、咀嚼して、

自分なりの形に変えていくのですが

ただ暮らしているだけでは

思いもつかなかったヒントを

もらえることも多く

意識してみるとほんと、

なんだか楽しいのです。

インスタやYoutube からも

情報は得られるけれど

本というのはまた、

媒体として全く違うものですよね。

 

暮らしも然り

仕事のやり方も然り。

毎日の時間の過ごし方

物事の考え方の中で

ストレスを感じるものを

少しでも改善していくことで

人生は少しずつ、楽しく明るい方向に

角度を変えていくものなのでしょう。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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着るもの

 

和裁教室に通い始めて

着物というもののことが少し

違う面から見えてきました。

 

最初は全く何も分からなかったから

とにかく着物について

あれこれ教えてくださる方々に

ついていくだけで精一杯。

一通りの道具を揃えて

どうにか着られるようになるまでが

第一段階としても、

着続けていなければ、

何もかもすぐに忘れてしまいます。

 

下着をつけて

補正をして

そこから着物を身体に巻きつけ

帯を巻いて帯締めも帯揚げも

順番に締めていくのは

慣れないうちは本当に大変。

 

こればっかりは回数しかない。

こまめに着るようにしない限り

「着物を着る」ということが

身につくことはないのでしょう。

ジーンズをはくのにも似てるみたい。

身につける回数が増えればきっと

身体に馴染んでいくのですね。

 

いつまで経っても素人臭く

ぐずぐずの着付けで、

持っているもののバリエーションもなく

かっこいい着姿なんてのは

憧れのまたその先、という感じで

まだまだみっともないことや失敗を

繰り返す途中にいます。

でも、諦めて着なくなったら

そこで終了なので

ここは我慢強く諦めないしかないのです。

月に1度でも週に1度でも着る習慣を

つけるしかないのよね、と思って

一番簡単な浴衣の季節をいいことに

ここ3週間は週1回

どうにかこうにか着ています。

そうすると、少しは慣れてもくるのですが

慣れるのときれいに着るのはイコールではない。

(ちぇっ)

 

着物を縫うことを教わる中で

着物の構造を少しずつ理解しています。

今まだ初歩の初歩ですけれど

最初に教わった『着物』とは

また違う角度で着物と接して

とても新鮮な気持ちでいます。

 

顔が大きくて首が短いから

何をどうやっても上手に着られないと

思い込んでいましたけれど、

衿の抜き方、衿元の開き方で

すっときれいに

少なくとも今までよりずっとマシに

着られることを体験しました。

先生に着させてもらうと

衿元の形が魔法のように変わります。

洋服で大好きなVネックと同じように

衿元の形を作ればいいんだ。ふむ。

それを自分でやろうとすると

至難の技だったりするのだけれど。

 

着やせとかスタイルアップに関して

思えば数十年、洋服に関しては

鏡の前で散々研究を重ねて

自分がちょっとは良く見える方法も

似合うものを選ぶことも

できるようにはなってます。

 

だから一朝一夕で

着物が上手に着られるようになんて

なるわけがない。うん。

着ては脱ぎ、着ては脱ぎを繰り返し

鏡の前であれこれ悩む時間がない限り

上手になんてなりようがないのだな。

 

よく考えれば当たり前なんだけど

着物の寸法や作り方でも

いろいろ変わることにも

少しずつ気付き始めています。

呉服屋さんに仕立ててもらい

買ってきたものをそのまま着るのが

当たり前だと思ってましたが

着物の中にもいろんな場所に

いろんな寸法が隠されていて

それが着姿に影響を与えるのです。

 

自分にはこういうサイズで

こういう作りにした方が似合う

こういう風に着た方がいい

そんなことをひとつひとつ

教えていただいていてとても興味深い。

 

それぞれの身体つきに合わせ

それぞれの目指す着姿に合わせると

決まった寸法なんてものはないし

下着や補正のことだけとっても

考え方は本当にいろいろある。

正解は人の数だけあるのですね。

どういう風に着るのが

心地よく、しっくりくるのかは

自分で経験しながら探していくしかない。

 

洋服にしても、着物にしても

少しでも素敵に思える自分を探すのが

楽しいのかもしれません。

それにしても、身につけるものも

布そのものも、ほんと

好きなんだなぁと思います。

 

洋服を作ることは

仕事になってしまったので

自分で縫うことはほぼなくなりました。

自分で縫わなくても、欲しいものが

製品になって出来上がってくるのは

なんとも有難いことですが

1枚の布が洋服に変わる

魔法のような瞬間を

味わうことがなくなったのは

寂しいことでもあります。

 

ミシンを出す必要のない手作業で進める和裁。

そして出来上がった作品を持て余すことなく

身につけることができること

上手に早く縫えるようになれば

人に縫ってあげることもできること

考えるとなんだかわくわくします。

縫いたいものがあれこれあって大変。

まずは着るのにあるといい

下着関係を揃えたいと考えていて

今ひとつめの半襦袢的なものを縫っています。

ゆっくりしか進まないけれど

すごーく楽しい。

全部手で縫うものって愛着がまたひとしお。

 

和裁と和装。

洋服のおしゃれを楽しむことと

通じることがたくさんあるのは

どちらも身にまとうものだから。

これからもどちらもあれこれ

楽しんでいこうと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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浴衣

 

暑いですねぇ。

ほんと、言うてもしょうがないけども。

 

水分をいっぱい摂るのがまず一番。

コーヒーや紅茶じゃなくて、

水を意識して飲むように。

食事も塩分もちゃんと摂って

冷房はありがたく使わせてもらい

しっかり眠ることも大事なことのようです。

だるくて頭痛がするようなら

軽い熱中症症状かもしれません。

ゆっくり休むのも大事なこと。

こんな日々にはすこしばかり

ペースを落としながら

暑さをしのいでまいりましょうね。

 

久々に着付けの練習をしました。

この蝶々柄の浴衣は、

いつの間にか家にあったものなので

嫁入り道具だったか?と思われます。

藍と白のシンプルな色合いですが

柄が華やか。

その華やかさに気後れていて

着物を着るようになってからは

一度も着たことがありませんでした。

 

ところがきれいな緑色の博多半幅帯を

フリーマーケットでいただいて

(2000円なり!)

これを合わせてみたら

なんだか着られそうに思えてきたのです。

不思議なこと。

華やかな柄ではあるけれど

博多帯を合わせることで

大人っぽく仕上がったような。

 

 

どんな着物をどんなふうに着たいのか

自分の中のイメージも

まだまだ漠然としています。

手元にあるもので、いろいろ試すことも

その一助になるのだろうな。

とにかく、着ないことには

話にならないってことは

わかってるけどなかなか。

 

浴衣の着方や帯結びは Youtube で

いろんな先生のバージョンを見て勉強しました。

それぞれいろんなやり方を教えてくださいます。

帯結びの前までに使う紐の本数も

伊達締めを使うかどうかも、人それぞれ。

決まりなんてあるような

ないようなもんなんだと改めて考えながら

基本と思われる事項を押さえたら

自分はどうする?とまた考えます。

 

まずは下着。

胸元は和装ブラの方が良さそうなのです。

先日手持ちのスポーツブラ的なもので

良いのでは?と考えて着てみた時に

帯の上にポヨンとだらしない胸がのって

どうにも落ち着かない思いをしました。

和装ブラでびしっと締めた方が

ここは良さそうだと身をもって学習したので

今後はジタバタせずに和装ブラを使います。

(着心地がしんどいのよー)

 

で、肌襦袢、と言うのが定番ですが

手持ちのは汗などで着物を汚さないような

ポリエステル素材のもの。

このクソ暑い中で着るとつらい代物。

浴衣はコットンで洗濯機で洗えるから

そんなに厳重に汗対策をしなくてよかろう、と

思いながらも着てみたのですが、

仕上がってチェックしてると

背中の衣紋から肌襦袢が見えてる!

あれれ。これは嫌だねぇ。

みっともないねぇ。

と言うことで、全部やり直して

いつも着ているタンクトップに変更しました。

下半身は楊柳のステテコタイプの下着にすると

びっくりするくらい涼しくなった。

もう、暑い季節、

浴衣の時にはこれでいいんじゃなかろうか。

今度先生に夏の着物下着についてのお考えを

聞いてみようと思います。

 

帯結びは浪人結びというやつを。

帯が3mくらいしかない短いものなので

あまり複雑な結び方は出来ません。

こういうのも練習しながら

知識と経験を増やしていこう。

 

 

衿もない、帯締めもしない

気軽な浴衣を着るのは楽しかった。

近所で久しぶりの友人と会う予定があったので

これで出かけました。

イギリスから16歳のお嬢さんがいらしていて

おばさんの浴衣だけど

喜んでいただけたようでやれやれ。

 

ほぼ型が決まったデザインの中で

模様や色、素材を

季節を追いながらまとっていく

着物文化というのは、

なんとも心楽しいものです。

 

髪型の研究も相変わらず続けていて

これも回数をこなすうちに

うまくいく方法を

見つけられるといいな。

 

身体つきも顔つきも

どんどん老けていっていて

そのスピードに

気持ちが追いついていけません。

鏡を見るたびにギョッとしてしまう。

どんな期待を自分にしてるんだかと思うと

厚かましいことです。ほんと。

 

洋服を着るにも

着物を着るにも

素敵に着こなすためには

土台になる身体は大事ね。

この写真の後ろ姿など

肩まわりのもたもたした感じがひどい。

死ぬまでに一度くらい

シュッとした体つきになりたいもんです。

 

カーリングの藤澤選手のボディを拝見して

息を呑んだのですけれど

筋肉ついててもトレーニングしてる人は

細いなー と。

レベル感が違いすぎますが

諦めたら終了ですものね、

ちょっとずつ努力は続けていこう。うん。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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和裁の愉しみ

 

先週末の落ちてる感じから

実は割とあっさり抜けたのです。

きっかけとなったのは、ヨガでした。

1時間、呼吸と身体の動きや痛みに集中し

心地よい疲れを感じた後には

かなり集中力を取り戻していて

金曜日が終わる頃には

週末ということもあり、

なんだか穏やかな気持ちになってました。

ヨガ、すごい。なんか、すごい。

 

こんな感じの気分の起伏は

あたりまえにこれからもやってきます。

上手に抜けるきっかけを

暮らしの中に仕込んでおくことは

大事なことねと思いました。

身体と心は思うよりもきっと

ずっと深いところで繋がっているんだなぁ。

 

土曜日は和裁教室の日でした。

ミニ着物講習というのに

初めて参加してみたのです。

単衣の着物を作るときの大体の手順を

小さい着物を縫いながら

学習していくのですが、

人により、どの段階にいるのかは

参加具合によりまちまちです。

細かな知恵や知見を

たくさん教えてくださる先生の話は

全部全部面白くて、勉強になります。

袖の途中までで1回目は終了。

難しそうな「くけ」にはまだ

辿り着かずに終わりました。

 

午後からはそれぞれがやりたいことを

やる和裁の時間。

新しい着物を縫い始める方、

帯を仕立てている方、

羽織の仕上げをなさってる方

いろんな方々の横で、

まずは運針から、またせっせと練習します。

基礎の基礎。ほんと上手になりたいけど

これがなかなか。

手が思うようには動きません。

 

そして相談できればいいなと思って

持っていった案件2つを相談しました。

 

ひとつはこの間小田原城の骨董市で

500円で衝動買いした半幅帯の

端の始末が出来てないようだったので

これはどうすればいいですか?を伺い

 

 

折り込んで千鳥でまつり、

角をぴしっと出す方法を教わりました。

きれいに仕上がって、嬉しい。

かなり幅が狭いのと、

長さもそんなにないので

帯結びに工夫が必要と思われます。

浴衣に合わせて締められるように

研究と工夫をしなくては。

もう1本、端の始末がなされていない

古い半幅帯があるので

復習を兼ねて仕上げてみようと思います。

 

もうひとつの案件は、

リユースのものを手に入れて

気に入って2回ほど着たものの

少し柄が派手なのではないかと気になって

着るのに躊躇するようになった着物を

羽織にできないかという大それた相談。

先生がちょっと解いてみようとなさったら

糸がボロボロ切れていきます。

かなり弱っている様子。

とりあえず、身頃部分を解いてきてねと

宿題が出て、うきうき。笑

 

着るものと布と手作業が

大好きな人間にとって

何よりの趣味を見つけてしまった。

朝早くから夕方まで

あっという間に時間が過ぎます。

ちょっと遠くなので、

1日丸っと潰れるのですよね。

月に1度くらいはどうにかして

通いたいなと思っています。

 

平日は朝早く起きて

家の中を整えるための家事

身体を健康に保つための食事や体操

そして、仕事に集中することで

あっという間に時間が過ぎますが

休みの日にまでそれをやらなくちゃっていうのは

だんだん出来なくなってきました。

心と身体を休める時間がないと

人間頑張れないもんだ。

何もかも全部を楽しんでっていうのも

言葉では言えてもなかなか難しいものだしね。

 

笑っちゃうくらいに

山も谷もほんと常に次々にやってくる毎日は

これからもずっと続くのです。

日々、今を

やせ我慢でもいいのいいの。

笑顔で歩いていきましょうね。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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自主練

 

前回着物を着たときに

あまりに着姿がダメだったので

少し落ち込んでしばらく

手を通す気にならなかった。

 

東京キモノショーは大雨だったから

着物を着ないいい口実になってしまい

洋服で出かけてしまった。

 

小田原城に行ったときに

骨董市をやっていて、

アンティークの着物なども

たくさん出品されていて

つい、その中から可愛い半幅帯を

500円で購入して帰って

和裁も習い始めたことだし

ふつふつと着物への熱はあるものだから

練習しましょう、と昨日は

午後から浴衣を取り出して

着付けの練習をしました。

 

思えばいついつ着たいと思うから という

具体的な目標なしで

練習したことなんかあったかしら。

 

日曜日で時間も気にせずに

ゆっくり考えながら着付けていきます。

 

最初に教わったこと、手順

揃えたもの の中で

少し違和感の出てきたものなども

整理しながら

要するに、どういう風に

着物を着たいのか

どういう着姿の人になりたいのか

そういうことなんだろうと

ようやく少し噛み砕くことも

できそうな気がしてきました。

 

相変わらず、あまり上手には着られません。

こればっかりは練習あるのみ。

そして、着ている時間を伸ばすのみ。

 

Youtube の中にある

いろんな人の着付け動画を

延々と見ていると

いろんなやり方や考え方があることも

少しずつ飲み込めてきます。

 

簡易型の嘘つき衿や嘘つきの袖を

愛用させていただいていて

洗えるし、いいんだけれど、

襦袢を着て着付けることが

出来ないままでいいんだろうか?とか

今まで考えもしなかった疑問が浮かんできたり

一度も身につけてなかった柄の浴衣が

意外とよく似合うじゃん、と思ったり。

 

好きなものと似合うものは

別なのかもしれないけれど

やはり自分のイメージする

素敵な着物のスタイルは

洋服の好みの延長線上にあり

急に華やかなものが着たいわけじゃないなとか

たくさんの着物コーデに目を通すと

こういうのなら着たい、と思うのが

少しずつ分かってきます。

 

1番の問題だった髪型の問題も

昨日見た動画の中で

盛り髪のためのグッズ紹介があり

それを入れてみたらどうなるかと

黒いカットソーを小さく丸めて

髪の中に入れてみたら

なんだか良さそうに思ったので

注文してみました。

どうかなぁ。

若いお嬢さんなら、

長い髪をそのままダウンスタイルで

なんてことも許されるんだろうけれど

流石にねぇ。

 

お金をかけて着物を買うよりも前に

知識を増やすこと

練習をすること

実践すること

目を肥すこと

自分が好きなものを見極めて

ちゃんと大事に着るものを

ゆっくり集めていこうと思っています。

 

何もせずに、こなれた様子で

着こなせるわけがないから

まぁ少しずつです。

いやいややらされてるわけでなく

好きでやってることなので

きっと続くのだろうと思います。

 

和裁教室で、自分で最初に縫うのは

おそらく単衣の浴衣っぽいもの。

運針もおぼつかない有様だから

まだまだ先の話だけれど

素材は何を選ぼうかと

考えるとわくわくします。

 

リユースで買ってはみたものの

すでに派手に感じる着物を

羽織に仕立て直すとか

帯に仕立て直すとか

サイズの合わない着物を

自分サイズに修正するとか

そういうしたいことを

教えていただきながら

やっていけるらしいのです。

時間が果てしなくかかりそうですが

手仕事好きには堪らない趣味になりそう。

妙な作品が出来ないというか

作品は実用品というのが最高です。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

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本日までであります!

 

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着物と桜と

 

『東京キモノショー』行ってきました。

結構な雨が降っていたにもかかわらず

結構な人出でした。

それも、お着物姿の方が

予想以上に多くてびっくりよ。

みんなすごいなぁ。

 

出品なさっている方

出展なさっている方

主催なさっている方

お手伝いなさってる方 など

いつの間にか着物まわりにも

知人友人が増えていて

一人で伺っても、ご挨拶できたり

ちょっとお話しできたりするのは

嬉しいことねと思いながら

楽しく会場を巡りました。

 

昭和の着物を令和に新しい感覚で着る

という提案の展示コーナーが

とても興味深かったりしたのですが

今回一番吸い込まれたのは、

和裁士さんの実演コーナー。笑

運針をなさっている姿をガン見です。

 

布を引っ張るために、

素足で布を挟むって知ってました?

私、和裁を習いに行って初めて聞いて

先生があぐらをかくような姿勢で

すっと足で押さえていらっしゃるの見て

びっくりしたのですが、

昨日の方も、ごく自然にそうなさってて

あぁ、そういうもんなんだなぁと。

身体硬いとできないかも。笑

 

針から10cmくらい離したところを左手で持ち

上下に動かすことで縫い進めていく など

先日教わったことの

綺麗な見本を見せていただいているようで

ものすごく説得力のある美しい手技。

惚れ惚れと見惚れて帰ってまいりました。

 

運針は、出来るときに、

割とこまめに練習してるのですが

そうそう簡単には上手くならない。

こればっかりは練習あるのみです。

諦めずにコツコツやろうと思います。

 

そして、着付けの練習もそうね。

週に1回、数時間でも

着て過ごすのは違うだろうと思うので

こっちも頑張ろうと思いました。

 

もうこんな歳だから、と思ってしまったら

何もできないし、どこにも行けない。

とりあえず、歳のことは横に置いておいて

今日を頑張ること、楽しむことに

集中して過ごそう って

そんな風に頑張って考えなくてはいけないのが

すでにしんどいこと。

この歳にならないと分からないことだけど

痩せ我慢して、今週も頑張りましょう。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

都心へのドライブは久しぶりのように思えて

楽しかったのです。

高速の上から千鳥ヶ淵の見事な桜を見て

あちらこちらにある桜並木の下を走り

日本って本当に、桜の木がたくさんなのねって

思いがけず車内からお花見を楽しんで

帰ってきました。

 

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運針から

 

ご縁をいただいている

着物の季刊誌『月刊アレコレ』の

編集長さんにご相談して

和裁の先生をご紹介いただきました。

 

うちからは、ちょっと遠いことや

かなり仲良し感のあるお教室に

新参者が入るハードルなど

具体的に考えるとひよってしまい

ぐずぐずしていたのですけれど

重い腰を上げて、初参加してきました。

 

先生の笑顔を見た瞬間に

いろんな不安は吹き飛びまして

結果、楽しく過ごさせていただいて

やれやれ、というところ。

 

それぞれの生徒さんが、

それぞれやりたいことを

先生に相談しながら進めるシステムのようです。

 

私は針山とハサミくらいしか持参せず

何も分からず、

どうすればいいでしょう?

からのスタートです。

 

まずは、運針の練習ですねってことで

1,5mくらいの輪っかの状態になった

7cmほどの幅の布を渡され、

糸をつけない状態で

エア運針をやってみます。

 

まぁこれができないできない。

びっくりするくらい

指が動かなくなってます。

器用なことくらいしか

自慢することなかったはずやのに。

 

1時間くらいやってるうちに

少しずつ動くようにはなってきましたが

いろいろやり方も間違ってるし

先生の手つきを曲がりなりにも

真似られるようになるまでには

相当な時間がかかりそう。

 

でも、どう考えても、

これが出来なかったら

きれいに仕立てることなんて

できるはずもない基本中の基本。

繰り返し続けること、

日々練習することで

おそらく慣れて上達するだろうことは

容易に想像ができますので

これは自宅でできる宿題です。

テレビや動画を見てる時間に

運針の練習をしようかなと思います。

 

ボクシングで全身を鍛え

ヨガで身体と心をやわらかくし

指先は運針で鍛えて

動く手先を取り戻す作戦。

強引な後付けだけど、

なんか良さそうじゃないか。

頭もボケなさそうじゃないか。

 

針も素材も、お教室にあるものを

買わせていただけます。

縫いたい布があれば、

持参すれば良いようですし、

サイズが合わない着物を直したり

知識と実力に合わせて

できることも増えるようです。

 

 

作って帰ってきた仮紐2本。

表には出ない縫い目が微妙とか

コテあての向き、実は内側で失敗してるとか

いろいろあるけど、

見えないから良しとしました。

自分で作ったかと思うと、

嬉しくて可愛い。

布の色にプラスして、

端糸の色を変えてポイントに。

座布団の4隅の房は

こうやってできてるのだな。

 

着物ね、その成り立ちも、

世界観も、そのものも

大好きなのだけど

でかい顔&短い首&

アップが似合わない弱点があり

ほんと、どうやっても

決定的に似合わないし

自分の思い描く着姿にはならないから

着物を着るたびに結構凹むという問題。

 

洋服は長い時間をかけて

解決法を探ってきたから

どうにかこうにかまだこなせるけれど

着物はまだまだ。

目指すスタイルというのも

何をどうやって探せばいいのか

まるで分からない状態です。

少し違う角度から知識を蓄えて

着物と仲良くなれるといいなと

そんなことも考えてます。

 

なんだかんだ言っても

結局は人と人。

先生、となる人のことが

好きになれそうな人かどうか

もちろんその技術や考え方が

尊敬できるか、自分に合うか

お教室や集まっていらっしゃる方々の

雰囲気が大丈夫かどうか

そういうこと全部含めて

続けていくためには

大事なことなのでしょう。

 

着付けを教えてくださった

和江さんとの出会いもそう、

今回の宮本先生との出会いも、

きっといいものになっていくような

そんな予感がしています。

 

うっかり何ヶ月もお休みしないように

気をつけなくてはですけれど

参加できる日にだけ

手を挙げればいいというのも

ありがたい運営方針。

片道電車で1時間半かかりますが、

私より遠くからいらしてる方も

たくさんいらっしゃる様子なので

月に1度でも通わせていただこう。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

桜の開花ももうすぐらしいですが

寒の戻りの雨でしたね。

 

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着付け練習中

 

着物仲間の新年会に

参加する予定があります。

最後に着たのはいつだっけ?

 

足りないものはないはず。

小物も、草履も、羽織るコートも

必要なものは揃ってるはず。

大丈夫かな?不安。

 

そして、どうにか着られるだろうな

とは思えるようになったけど

きれいに着られるのか

上手に楽に着られるのかは

全く別の話。

 

ということで、とある平日の夜に

着付けの練習をしました。

新年会だし、

会場は小さいとはいえ

ホテルだし、

やっぱりやわらかものと言われる

絹の着物を着たいところ。

 

おしゃれ着物と違って、

するする滑るから

着るのはちょっと難しくて

着付けのハードルは上がります。

自力でどうにか着られるかどうか

確かめなくてはね。

ぶっつけ本番で当日は危険すぎることも

何度も失敗して学習しました。

どうしても無理そうなら

大島にします。

 

着物と帯の取り合わせもあり

候補になるのはほんの数枚で

いつも同じ着物に同じ帯。

(ちょっとつまんない)

鮫小紋のこの着物かなぁ。

 

 

一張羅の博多帯にして

帯締めも新春ぽく銀糸の入ったものがあったので

それを締めてみることにします。

 

いざ着ようと思ったら

まぁ、びっくりするくらい覚えてない。

焦って和江さんの

Youtube チャンネルのはしごです。

動画ってすごいなぁと

改めて思いながら

いろんなことを復習しながら

どうにか1回目は終了。

どう贔屓目に見ても

ぐずぐずでみっともない着姿。

はぁぁ。。。

 

ただ着るっていうのと

きれいに着るっていうのは別物です。

まぁ必要なものが全部あるのは確認できた。

厚みと幅の出た身体を

どうすれば少しでもマシに見せられるのか

補正と下着の段階から四苦八苦して

ここまでで軽く2時間。

 

反省点を踏まえながら

気力を振り絞ってもう1回。

今後はおそらく1時間くらいで

着られたし、多少はましになりました。

大丈夫かなぁと思いながら

当日に臨みたいと思います。

 

とはいえ、こうして着物を着ることが

曲がりなりにもできるようになり

最低限とはいえ一通り

必要なものは揃っていて

そして、そこまで緊張しないし

多少の組み合わせの変なところや

着付けのぐずぐずしたところも

おおらかに許してもらえるうえで

でも、無理しなくていいけど

ちょっと頑張れるなら

楽しく着物を着て集まろうっていう

場所を作っていただけて

着物?まぁ自分で着られるよって

ようやく言えるところまでは

どうにか来たかなと思います。

ありがたいこと。

 

それにしても、

背中に手が回らなくちゃ

上手に着られないし

そこそこの握力もするする動く手も必要です。

ここでも思うように動かない手まわりは

問題になるなぁと実感しながら

寒いのに、汗をかきながらの復習でした。

 

ここまでくれば

あとは着て出かけるのが

楽しみになってくるというもの。

3年ぶりの集まりとなりました。

嬉しいことです。

久しぶりにお目にかかる方もたくさんのはず。

楽しんでこようと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

それにしても、白猫は

こういうことをしてる間中も

静かにしていてくれてありがたい。

黒猫がいる頃は油断すると

着物も帯も小物も

噛まれたり引っ掻かれたりするので

常に緊張感たっぷりでした。

そういうことをこの子はしないのねぇ。

嬉しいような、淋しいような夜だったのでした。

 

 

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プチ歌舞伎

 

りえさんに誘っていただき

歌舞伎鑑賞教室というものに

行ってきました。

国立劇場で短い演目の

歌舞伎を見るのですが

解説をしてくださる時間などがあり、

イアホンの音声解説も借りて

とても楽しく拝見することができました。

 

歌舞伎座に行くとなると

なんだか心理的なハードルが高いよね

と話したのですが

国立劇場はいいですね。

永田町あたりは

国会議事堂や大きな建物が並び

皇居のまわりのお堀や緑

広々と大きな空間と大きな空には

伸びやかな気持ちにさせてもらいます。

そういえば一度文楽を見に

来させてもらったこともあったことを

思い出しました。

 

 

雨模様だったのですが

着物で行こう、と約束していたので

頑張って着ていきました。

 

 

浴衣ですが、衿をつけ、足袋も履いて

着物風に着付けました。

相変わらず襟元がぐずぐず。。

意識して着物を着るようになってから

半幅帯というのは、初めて締めるので

いろいろなYoutube をはしごしてみたり

浴衣を着物風に着るにはを

手元にある本を片っぱしから開いて

研究してみたり。

 

暑いし、汗もかくし

雨っぽいということで

浴衣なら濡れても気にならないうえ

家でお洗濯もできるので本当に気が楽。

2枚しかない浴衣のうち、

これは先日のお譲り会で

とても安価にいただいたもの。

 

昔買って置いてあった

半幅帯を合わせました。

実はこれ、裏側はフューシャピンク。

帯結びの様子を

写真に撮るのを忘れましたが

ピンクが見えて可愛い感じに仕上がり

この着物、この帯、この帯締めの感じは

なかなか気に入ってしまったよ。

 

こうやって、歌舞伎鑑賞教室に行こう、

着物で行こう、と誘ってもらったことで

朝から浴衣にアイロンかけたり

着付けの練習をしたり

何を合わせようかと思案したり

全部の作業が楽しくて嬉しかった。

 

雨だったので、今日は車で出かけましたが

国立劇場の駐車場はなんと500円ぽっきり。

ありがたいことでした。

 

諦めずに細々とでも着て出かける機会を

ちょこちょこと作ってもらえて

ようやく少し着物を着ることが

そんなに怖くはなくなってきたかな。

どうにかなる と思えるようには

なってきました。

 

それにしても、やっぱり大変。

洋服を着るのとはわけが違う。

和江さんが工夫して作ってくださっている

下着類がないと無理だったなと思うし

それでも、簡単なわけではない。

 

でも、少し前までは

みんなが毎日着てたもの。

堅苦しい決まり事みたいなものは

戦後にできてきたものみたいだし

もっと自由に楽に着ていたはずよね と思うと

少し気持ちが楽になります。

 

今日は一番下の下着の紐を

きつく締めすぎて

1日苦しかったのでした。

これも、反省材料にして、

次はもう少し楽に着る方法を

研究してみようと思います。

 

太ってるから締めたくなるんだよな。

結局そこなんだよな。

 

さて、毎日1つ処分 と

やってたシリーズですが

なんだか捨てるものを探す作業に

心が疲れてきたので

終了することにしました。

持ち物とはきちんと向き合いながら

でも、無闇に減らすことだけを

目的に捨てるのは違うと

気付けたことには意味があったと思います。

暮らしの改善はゆるゆると

一生続けていくのですものね。

無理せず、楽しくやっていこう。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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東京着物ショー

 

週末2日さぼってしまい、

各方面からご心配いただきまして

ありがとうございます。

ほんと申し訳ございませんでした。

 

朝早くから夜遅くまで、

出かける予定とその予定のために

準備しなくてはいけないことで

みっしりとスケジュールが埋まり

余裕のない中でゆっくり書く時間を

作ることができませんでしたの。

予定、と偉そうですが、

遊びの予定だったりするので

反省しています。やれやれ。

 

土曜日には東京着物ショーに。

 

着物を着て出かける、となると

前日には必要なものを揃え、

何と何を合わせで着ていくかを考えます。

着付けの練習もしてみます。

それでも時間に余裕を見なくてはいけなくて

土曜日だというのに、超早起き。笑

 

 

なんとか着られた?

自分サイズの単衣着物

とても着やすい素材です。

どうしても、衿元が決まらない。

けれども、先日の練習会のおかげで

着られる気がする、と思えて

2時間ほどかけてどうにか

これならいいか、という仕上がりに。

(3回やり直しました . . . 。)

 

さかもとりえさんと一緒に

わたしたちの師匠である

高橋和江さんにに会いに、

いざ、東京着物ショーへ。

 

主催者のお一人でもある和江さんは

ちょっと会えて、

ちょっとだけしゃべって

小走りで走り去る、

とてもお忙しいご様子でした。

こんな大きなイベントをやり、

着物を着ることを身近にしてくれる

いろいろな製品を作り、

日本中で売ることをやっていらっしゃる

和江さんはほんと、すごいなぁ。

 

今回の着物ショーは

会場が日本橋界隈に散らばっていました。

土曜日は、よく晴れて

気温が上がったのです。

単衣とはいえ、着物はやはり暑い。

大汗をかきながら

よく歩き回りました。

 

着物まわりのいろいろなものを

販売するお店が集まっていた

マルシェでは、欲しいものが

いっぱい見つかって困ってしまう。

今回は「たかはしきもの工房」で

下着を買ったので予算は終了。

あとは我慢我慢です。

 

展示会場では

古いものから新しいものまで

着物の着こなしの変遷も興味深い

見事な展示に目を奪われます。

 

 

展示のこのコーナーを企画準備された

アレコレの細野編集長直々に

解説していただくという幸運にも恵まれ

なんとも贅沢な時間。

眼福でございました。

 

日本橋界隈をフラフラと歩き

ランチ難民になりかけながら

辿り着いた小さなお寿司屋さん。

カウンターに座り、

手を洗わせていただき

ビールの小瓶を頼んでほっと一息。

(いや、暑いんだよ。)

そういえば、カウンターでお寿司なんて

最後に食べたの一体いつだろうね って

話しながら、ゆっくりとたっぷりと

話す時間もとても嬉しくて、

こういうこと、友人と出かけて

食事をして、話す、みたいな普通のことが

今まで本当にできなかったのだと

感慨深いものがありました。

 

仕上げにおしゃれなカフェで

デザートまでいただいて解散。

 

人形町から電車に乗って

成城学園前に戻ってきましたが

買い物をしたものや

いただいたお土産などで

結構重くなってしまった荷物の上に

何か持てる気がしなくて

一旦家に帰ることに。

タクシーを横目で見ながら

満員バスに乗りました。

バス停からもまたとぼとぼ歩いて家に。

 

ふー 疲れた と着物を脱いで

洋服に着替えたらそのまま

仙川の駅前までまたお買い物に行きます。

 

翌日には朝から終日の勉強会が1件、

夜には持ち寄りの食事会がある予定です。

その準備をしなくてはなりませんでした。

 

歩いて15分以上かかる駅前までの

行き帰りも歩きながら

今までならきっと

車で出かけてたろうと思うと

体力がついてるのだ とふと気づきます。

久々に14000歩越え。

ほぼ着物で歩いたのですものね。

なかなか頑張った1日でした。

 

りえさんにいただいた写真です。

 

真ん中はこの本を出されたばかりの

星わにこさん。

 

 

和江師匠繋がりで、お世話になっています。

この本の中では、りえさんも登場して

着物の整理を手伝っていらっしゃいますよ。

全編かわいいイラストコミックで

読みやすく、着物との付き合い方のヒントが

たくさんある本でした。

 

いやいや、盛りだくさんすぎる週末で

月曜日からへとへとですが

いきなり月末なので、

あれこれとやることは目白押しです。

 

週末の2日がこんなに予定で埋まるのも

本当に久しぶり。

いきなり家の中が荒れました。

戻すのにも少し時間がかかります。

安定して家にいられることと

楽しく外出すること。

どちらも自分には大事なことです。

 

いつもは会えない

誰かに会って話すことで

いろいろなことに気づいたり

何かが動き出すようにも思います。

 

スケジュールと、身体と、気持ちと

そして、生活と、

気持ちよく整えながら過ごせるように

気をつけていこうと思います。

 

ほんと、つまづきながらですが、

引き続き、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

***********

throw away no.125

 

出てくるなぁ。笑

根絶したつもりなのに、

奥の方からこれにキュッとされたものが

ぱらぱら発見されます。

使いかけの油を固めるのの

口についてました。

可愛い毛糸の紐に交換して

丁寧に結びます。

プラスチックのこの器具で

雑雑とガサガサと閉じるのでなく

きっちりと結ぶ作業で

見た目が愛らしくなり

中に入っているものも

不思議と大事に使いたくなることに

気づき始めています。

使いかけの砂糖も、片栗粉も、

キュッと丁寧に結んで

ころりとした形状で並んでると

なんとも可愛いです。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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