欲しい服

 

トレンドファッションの流れとは

全く違う場所に自分の欲しい服があると

気づいたのはいつ頃だったでしょうか。

 

ほら見て、私おしゃれでしょう?

 

誰かに向けて

世間に向けて

自分をアピールする なんてつもり

大してあるわけではなかったけれど

若い頃にはそれなりに

そういう気持ちもあったのでしょう。

 

年齢というのは恐ろしいもので

人生における「成功」みたいなものに対する

野望がなくなるとともに

戦闘服としてのファッションには

興味がなくなっていきました。

 

それと同時に、自分が自分らしく

居心地良く過ごせることが

何よりも大切なことになってきました。

肌ざわりも着心地もシルエットもデザインも

いい、と思えるものでないものを

着る意味がわからなくなってしまった。

ちょっとでもスタイル良く見えるものを は

大事なポイントではあるけれど

つらいのを我慢して着るには

気力体力が必要です。

何のために?と思うと

あっさりそこにニーズはなくなくなるのね。

いろんな意味で「モテ」を意識しなくなるのは

とても自由でいいことでした。

 

同時に毎シーズン消費するような

ファッションや洋服のあり方も

洋服屋としては

肯定せねばならない部分ではありながら

違和感は広がるばかり。

 

実際気に入っているものは

10年でも20年でも着るしね。

それが1000円で買ったものであろうが

50000円で買ったものであろうが

好きなものは長く着るし

違うものはあっさり手放す。

そういうことをやってます。

 

新しく作ったワンピースは

こういうの欲しいなぁと思って作りました。

主にヨガのクラスに行くときに

ヨガウェアの上に巻いて出かけたい

そういうイメージです。

 

(イメージ通りに撮れた写真!)

 

 

(でもまだ寒いからこんな感じになる予定 笑)

(おばちゃんなのでこうはなりませんけど。)

 

カシュクールタイプのワンピースです。

身頃の両脇と両端につけた紐を

結んで着る仕様になっています。

大人の女性の身体に優しいサイズ感で

ゆるっと巻くだけのワンピース。

これが楽なのですよねぇ。

ファスナーとか、ボタンとか、

かぶりとかじゃなくて

前を合わせて着るだけっていうのは

こんなに楽なんだ、と。

実は着物ってそうだったんだよね。

カシュクール仕様。

日本人のDNA が

喜んでるのかもしれないです。

ほっそりした方にはちょっと

ゆるいかもしれないけど

サイズもあるようなないようなサイズで

紐を調整しながら着られます。

 

 

素材はそれなりに厚みのある

つまり、薄すぎない

ポリエステルレーヨンの混紡素材。

シワになりにくく

家で手入れが気軽に出来ます。

透けを気にせずに1枚で着られることと

ギャザーが可愛く入ること

落ちて縦のラインがきれいに入ること

そして出来るだけまとわりつきにくいことも

考慮に考慮を重ねて選びました。

結果、よく見かける素材ではあるけれど

これをこの形にしてるのは

うちくらいなんじゃない?と思います。

(知らんけど)

 

 

ちゃんとしたレストランにディナーに行く時は

それなりにドレスアップ感も出せるし

はおるだけにするとガウン風にも使えます。

若いお嬢さんがお召しになってても

80代の女性がお召しになってても

違和感のない印象。

女性らしく、でも女っぽくはないデザインで

イメージ通りに仕上がったよねって

とても嬉しくなってます。

 

こういうのってきっと

ずっとずっと着ると思う。

(なので、どちらの色もすでに入手済み。)

 

最近は結構長いけど

暑い暑い夏以外は着られるし

いろんなシーンに応用が効くし

着こなし方も自由度が高いし

ポケットもついてるし

ミニマムなクローゼットを目指してる方にも

こういうワンピースは

すごくいいのでは?と思ったり。

 

すでに入荷しています。

近日中にウェブショップにてご紹介予定。

お客様の大好きな1枚になるといいなと

思っております。

 

もう1型作ったトップスも入ってきました。

明日以降にご紹介しますね。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

 

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柄パン VANESSA

 

暑い暑い暑い言うてましたが

ようやく少し。

週末はほんと、涼しかったですね。

エアコンを止めて

窓を開けて ほっとひと息。

 

昨日今日はまた天気も良く

気温も上がってますが

今までの暑さとは

質感が変化したようにも感じます。

暑さ寒さも彼岸まで って

本当なのねぇ。

 

入手した柄パンです。

嬉しく嬉しく着用。

 

 

黒に合わせるのはきついかなと思ったけど

そうでもないか。

 

友人ブランドのゆったりした

袖なしプルオーバーを合わせて。

これ、ヘビロテしてて

こういうの、作りたくなってます。

暑かったからねぇ。スカスカ風の通る

袖なしのアイテムを重宝したのですよ。

今季は袖なしアイテム作らなかったから

やっぱり作ればよかったと

後から随分後悔しました。

 

とはいえこのまま出かける勇気はなくて

今日は以前ご案内した WACRA の

羽織カーディガンを合わせてみることに。

たっぷり量感と面積があるので

いつものカーディガンより黒の面積が増えます。

 

 

石田純一がけで肩にかけてから

袖を背中で軽く結んで着るのを

今年はよくやってました。

肩まわりカバー出来るし

ゆるっと結んでおくと、ずり落ちにくい。

 

 

ちょっとポンチョ風になります。

 

 

小寒いようならちゃんと着て。

和紙が入った素材はサラサラと気持ちよくて

見た目よりずっと軽やかで

今の季節にちょうどいい感じ。

このくらいの分量だと

柄の分量も全く気にならない。

 

モノトーンの柄パンは大人っぽくて

モード感が素敵で予想通り大人気です。

あっという間に売り切れそうですが

こっちも可愛いのになぁと

個人的には花柄推し。

まぁ少し役割分担が違うね。

こっちはどちらかというと

休日感、リゾート感が強いパンツですね。

 

今回はしばらくお会いしてなかったけど

大好きな素敵な方にお会い出来るという

タイミングに着用して、

自分の気持ちを盛り上げました。笑

こういうのはね、

あくまで自分のためなのだなぁと

つくづく思いました。

 

気に入った服を着て

楽しい気持ちで過ごす っていうのは

日々の中で、比較的簡単に出来る

幸せの作り方。

無難な服 を着てる時とは

気持ちのありようが違うのよね。

 

このパンツの素晴らしいところは

とにかく軽くて

むちゃくちゃ楽ちんなこと。

週末に還暦同窓会があり

久々に大阪に入るのですが

新幹線での着用&部屋着としても

大活躍しそうで楽しみ。

 

ベーシックな 使える シンプル

かっこいい シック というような

形容詞ではないタイプの服は

私、本当に珍しいのですけれど

すごーく気に入ってます。

5年後にもヘロヘロになったやつを

まだ着てそうな気がする。

 

こうやって少しずつ

小さなことでも

自分の殻を破るのは爽快。

年齢を理由にリミッターを自分で作るのは

やめないとね。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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着るもの

 

和裁教室に通い始めて

着物というもののことが少し

違う面から見えてきました。

 

最初は全く何も分からなかったから

とにかく着物について

あれこれ教えてくださる方々に

ついていくだけで精一杯。

一通りの道具を揃えて

どうにか着られるようになるまでが

第一段階としても、

着続けていなければ、

何もかもすぐに忘れてしまいます。

 

下着をつけて

補正をして

そこから着物を身体に巻きつけ

帯を巻いて帯締めも帯揚げも

順番に締めていくのは

慣れないうちは本当に大変。

 

こればっかりは回数しかない。

こまめに着るようにしない限り

「着物を着る」ということが

身につくことはないのでしょう。

ジーンズをはくのにも似てるみたい。

身につける回数が増えればきっと

身体に馴染んでいくのですね。

 

いつまで経っても素人臭く

ぐずぐずの着付けで、

持っているもののバリエーションもなく

かっこいい着姿なんてのは

憧れのまたその先、という感じで

まだまだみっともないことや失敗を

繰り返す途中にいます。

でも、諦めて着なくなったら

そこで終了なので

ここは我慢強く諦めないしかないのです。

月に1度でも週に1度でも着る習慣を

つけるしかないのよね、と思って

一番簡単な浴衣の季節をいいことに

ここ3週間は週1回

どうにかこうにか着ています。

そうすると、少しは慣れてもくるのですが

慣れるのときれいに着るのはイコールではない。

(ちぇっ)

 

着物を縫うことを教わる中で

着物の構造を少しずつ理解しています。

今まだ初歩の初歩ですけれど

最初に教わった『着物』とは

また違う角度で着物と接して

とても新鮮な気持ちでいます。

 

顔が大きくて首が短いから

何をどうやっても上手に着られないと

思い込んでいましたけれど、

衿の抜き方、衿元の開き方で

すっときれいに

少なくとも今までよりずっとマシに

着られることを体験しました。

先生に着させてもらうと

衿元の形が魔法のように変わります。

洋服で大好きなVネックと同じように

衿元の形を作ればいいんだ。ふむ。

それを自分でやろうとすると

至難の技だったりするのだけれど。

 

着やせとかスタイルアップに関して

思えば数十年、洋服に関しては

鏡の前で散々研究を重ねて

自分がちょっとは良く見える方法も

似合うものを選ぶことも

できるようにはなってます。

 

だから一朝一夕で

着物が上手に着られるようになんて

なるわけがない。うん。

着ては脱ぎ、着ては脱ぎを繰り返し

鏡の前であれこれ悩む時間がない限り

上手になんてなりようがないのだな。

 

よく考えれば当たり前なんだけど

着物の寸法や作り方でも

いろいろ変わることにも

少しずつ気付き始めています。

呉服屋さんに仕立ててもらい

買ってきたものをそのまま着るのが

当たり前だと思ってましたが

着物の中にもいろんな場所に

いろんな寸法が隠されていて

それが着姿に影響を与えるのです。

 

自分にはこういうサイズで

こういう作りにした方が似合う

こういう風に着た方がいい

そんなことをひとつひとつ

教えていただいていてとても興味深い。

 

それぞれの身体つきに合わせ

それぞれの目指す着姿に合わせると

決まった寸法なんてものはないし

下着や補正のことだけとっても

考え方は本当にいろいろある。

正解は人の数だけあるのですね。

どういう風に着るのが

心地よく、しっくりくるのかは

自分で経験しながら探していくしかない。

 

洋服にしても、着物にしても

少しでも素敵に思える自分を探すのが

楽しいのかもしれません。

それにしても、身につけるものも

布そのものも、ほんと

好きなんだなぁと思います。

 

洋服を作ることは

仕事になってしまったので

自分で縫うことはほぼなくなりました。

自分で縫わなくても、欲しいものが

製品になって出来上がってくるのは

なんとも有難いことですが

1枚の布が洋服に変わる

魔法のような瞬間を

味わうことがなくなったのは

寂しいことでもあります。

 

ミシンを出す必要のない手作業で進める和裁。

そして出来上がった作品を持て余すことなく

身につけることができること

上手に早く縫えるようになれば

人に縫ってあげることもできること

考えるとなんだかわくわくします。

縫いたいものがあれこれあって大変。

まずは着るのにあるといい

下着関係を揃えたいと考えていて

今ひとつめの半襦袢的なものを縫っています。

ゆっくりしか進まないけれど

すごーく楽しい。

全部手で縫うものって愛着がまたひとしお。

 

和裁と和装。

洋服のおしゃれを楽しむことと

通じることがたくさんあるのは

どちらも身にまとうものだから。

これからもどちらもあれこれ

楽しんでいこうと思います。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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今日は何を着ようか

 

言うてもしょうがないけど

それにしても

暑いねぇ。

 

自宅にいるか

歩いて5分の仕事場に行くか

スーパーに行くか

程度の生活を主にやってるわけです。

スーパーに行く時も車で行くし

ほぼ、外にいる時間など

ないに等しいと言うのに暑い。

 

毎日何を着ていこうと考えて

下着から頭の中で組み立てますが

普通のブラを避けるようになってます。

ワイヤー入りの締め付けられるタイプのには

何となく手が伸びない。

 

ノンワイヤーでやわらかなもの

ポリエステルですぐに乾くものを

選びがちです。

 

なんというか、もう自分に

「いい女」感みたいなものは

必要なくなってしまったので

バストの形なども、ゆるっとしてても

まぁいいやね、と

思えるようになってきたのですね。

 

身体が快適な方を優先。

そして下着で形をどうにかするよりも

元々の体型を鍛えてどうにかする方が

正しいあり方なのだということも

ようやく認める気になってきました。

(こんな歳になってやっとだよ。)

 

上に着ようと思うものに合わせて

キャミソールなのかタンクトップなのか

胸元のデザインと何色なのかを考えます。

 

白いブラウスなら透け感によっては

下着の深いVの胸元が

無駄に色っぽい感じになることも。

そんなに透けてないものなら

気にならなかったりもするから

鏡の前でのチェックは必須です。

 

裏地のないワンピースを着るなら、

ペチコートも必要なので

何を着るかが決まらないと

下着のセレクトも出来ません。

 

特別な予定がない限り

そんなに着飾る必要もないし

普通の毎日に何を着るかは悩ましい。

 

適当にトップスを選び

それに合うボトムを選べば

それなりに仕上がって

出かけることは出来ますが

何だかつまらないのね。

じゃぁ 何を求めてるんだろう。

 

おしゃれの醍醐味みたいなものは

やっぱり、バリエーションなのかなと

改めて思い始めています。

ミニマムなクローゼットは

コンセプトとしては理解できるけれど

何だかね、あまり楽しくない。

 

便利、とか

手入れが楽、とか

ベーシックなものばかりだと

ファッションを楽しむ気持ちが

萎んでいくんだなぁ。

 

可愛い花柄

綺麗な色

キュートな靴やバッグ

素敵なアクセサリーを身に纏うことで

気持ちがふわりと浮き立つ瞬間を

取り戻したい。

 

食べること

暮らすことと同じように

着ることを楽しむことで

日々の生活はまた楽しくなっていくはずよね。

誰かに見せたりアピールするための服ではなく

自分を喜ばせるためのものになってきた

着るもののことをまた

違う方向から考えてみたくなっています。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

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UNIQLO x Mame Kurogouchi

 

始まりましたね、

ゴールデンウィーク。

皆様いかがお過ごしでしょう。

 

素晴らしいお天気のもと、

土曜日には予定通りに

ベランダ仕事に精を出して

日曜日にはホームセンターを梯子しました。

行ってみたかった酒屋さんレストランに

ランチに行ったり、友人とたっぷりドライブして

お休みっぽいことをやりました。

 

庭仕事の様子はインスタに短いムービーと

相変わらず暑苦しい解説付きで

載せてみてますので、よろしければ。

 

昨日買ってきた苗を今朝時間がない中

さささささっと植え込んでみて

地味なベランダですが、

またちょっと賑やかになってます。

 

夜にはミッションになっていた

古着の着物を解く、というのを

ドラマを見ながらやってたら、

必要のないところまで解いてしまった。

袷の着物というのは、

凄まじく複雑なことに気が遠くなって

やっぱり、最初は浴衣からかなって

思い直したりしてますが

手作業はやっぱり楽しい。

 

週末の間にたくさんのオーダーを

いただいておりました。

ありがとうございます。

すぐにお届けできる品番が少し増えて

胸を撫で下ろしてますが、

まだまだ入ってきていないものも

たくさんあるので、

じりじりしながら待っています。

あとは工場さんに

頑張っていただくのみなので

応援の気持ちを念を込めて送ってます。笑

 

また次の企画も急がないと

同じことになるなと焦りながら、

今日明日は集中してがんばりましょう。

 

さて、発注して楽しみにしていた

UNIQLO x Mame Kurogouchi の商品が

届きました。

 

*画像はユニクロのサイトから

 

シアーなキャミソールのデザインと

ワイアレスブラが気になって

このブルーカラーで発注してみたのです。

この写真は重ねて着てる感じですね。

ポリエステルナイロンだから、

ひょっとすると暑い?と思ってたのですが

するするととても気持ちよくてびっくり。

 

ブラに関しては、最近

脇高で、ハミ肉を逃さないし

形もきれいに整えてくれるタイプの

ピーチジョンのものを愛用しているのですが

これは、コンセプトがまったくちがいます。

 

やわらかなつけ心地です。

スポーツブラみたいにサポートとか

押さえるとかってこともなく

胸の形はそのままたるんと下がって

丸く、やわらかなそのままのバストが

なんというか、自然な感じ。

ちっともきれいな形には整わないけど

ヨーロッパブランドの

ブラのイメージというか、

洗練されたデザインと

そのセンシュアルな印象が新鮮で

なんだかとても嬉しかったのです。

あまり大きなバストでない方が

なんなら小さめのバストの方が

素敵に着られるのではないかと思います。

 

下着をつけて嬉しい気持ちになるなんて

ずいぶん久しぶりな気がします。

もちろん自分の体型は

悲惨の一途を辿ってるにも関わらず

大袈裟にいうと、女性であること

こんな風になっていく体つきも含めて

自分のことを愛おしく思えるような

そんな感覚になって我ながらびっくり。

 

素敵なランジェリーでも

おそらくそうなのかもしれないけれど

びっくりするくらいのお値段のものを

買う気分にはなれず、

女性っぽさが強いデザインのものにも

かなり違和感もあり

実用的なものばかり着ていることが

普通になってました。

 

今回の Mame Kurogouchi シリーズは

デザインの好ましさとお値段の愛らしさにも

背中を押されて試してみたのですが

予想外の嬉しさに出会えてしまった。

こういうのこそ、体型的にも悩みもさまざま。

好みが強く反映されるのだろうなと思いますが

ありとあらゆる選択肢がある中で

なんだかいいの見つけた感がすごい。

(ユニクロさん、本当にありがとう!)

 

このシリーズは、本来は下着と普通の洋服の

間くらいのアイテムらしくて

若くてきれいな体つきの女性たちなら

いろんな着こなしができるらしいです。

ブラの細いストラップが

2本になってたりして

見せブラ的に使うのも

可愛いのだろうと思われます。

ま、おばちゃん的には

袖なしの時にはみ出しても

幅広のベージュのブラ紐が出るよりは

ちょっとは可愛いかな程度ですがね。

あと、バストは寄せないし上がらないので

パーンと大きく開いてて、

おまけに色気が出ないというのも

意外と使えるのではないかと感じてます。

 

このお値段なら、

もったいないと思うこともなく

惜しみなく愛用できそう。

こういうささやかなことで

毎日がちょっと嬉しくなるのは

なんかいいよね。

 

今日はApple Music の

Today’s Hits Japan100 的なやつを

イヤホンで聴いてるのですが

ほぼ知ってる曲が流れるので楽しい。

今、「高嶺の花子さん」が流れてます。笑

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

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おしゃれ熱

 

引き続き、ファッション系 Youtube を

チェックし続けていて、

おしゃれ熱がじわじわ上がってます。

 

服だけじゃなくて、

メイク用品も、アクセサリーも

全部含めてのファッションなんだよね。

すぐに買えるものじゃなくても

行けるお店じゃなくても

情報収集はいくらでもできるから

知らなかったブランドやお店

新しいジュエリーブランド、

フレグランスやコスメまで

あれこれチェックしてます。

楽しすぎる。

 

とりあえず新しい色のネイルくらいから

取り入れてみようかなんて考えて

ひそかにわくわく。

 

何かのために、誰かのために、

ということじゃなくて

純粋にファッションは楽しい。

 

可愛い と自分が思う気持ちを

否定することなく追求していくことを

年齢を理由に封印して

無難にまとめることで落としどころを

見つけていこうとしてたみたいで

ちょっと反省しています。

作り手がそんなんで

いいものが作れるのか?

 

ハイブランドの服は

高価すぎて買えないから

自分の世界から排除 じゃなくて

素敵!と思って見て楽しむことは

それこそいくらでも可能なんだ。

世界にはそういう魅力的なものが

山のようにあります。

あぁやっぱり

ミニマリストには絶対になれない。

 

本当に必要なもの以外は

なくてもいいなんて思えない。

例えば世界中の人が全員

必要な同じものだけを持って

生きてるなんて想像するとぞっとする。

 

好きなもの 必要と思うもの

大切に思うものは

それぞれ千差万別。

だからたくさんのものが

生まれてくるのだなぁ。

 

なんて大袈裟になっちゃうけれど

要するに、何でもって自分の気持ちが

わくわくするのかってことなんでしょう。

 

アイドルにわくわくする人もいるし

音楽に、演劇に、映画に、本に、

料理に、ダンスに、オペラに

人により、その対象はまちまちで

それが、私の場合は、

主にファッションだったり

暮らしだったりするのだろうなと

また改めて思ってます。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

わくわくの対象は

多い方が楽しいのかしら?ね?

 

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憧れブランド

 

なんだかびっくりするくらい寒い。

暖房器具も片付けたし

ウールのソックスも、

保温下着も全部洗濯して

仕舞い込んでしまったというのに。

 

普段は封印しているエアコン暖房を

短い時間動かしたり

登山用のウールのソックスと

最後まで残してあった

家用のカシミアのカーディガンで

どうにか凌いでいます。

4月も終わりだというのにね。

 

昨日からコレクション写真や動画を

気持ち悪くなるくらい見ています。

直接何をどう、ということではなくても

この春夏、次の秋冬、そして来年の春夏の

コレクションの様子、傾向を眺めているだけでも

入ってくるたくさんの情報を

考えることなくひたすら浴びてます。

まぁ、大好きなものでもあるので

全く苦にはならないのですけれどもね。

 

リアルクローズというか、

参考にできる服はいっぱい世の中にあるのですが

パルレシフォンらしいものをと思うと

ちょっと遠めの、ハイブランドを見てる方がいいみたい。

そういうのは素材からして

オリジナルで作り込まれているから

全く再現できないところが悲しいけれど

素材も、縫製も、価格帯も

どうやっても真似のしようがないから

どこかにそのエッセンスを

取り入れられないものかと知恵を絞ります。

何かを上手に落とし込めたものの中には

ヒット商品につながったものも

実はいろいろあるのですよ。

反対に全くダメだったものもいっぱいあって

自己満足だけじゃいいものにはならないという

良い経験にもなっています。

 

inspired by CHANEL とか

GUCCI とかこっそり思うと

我ながら小っ恥ずかしいくらい遠い。笑

 

ファッションマニアの方々の真似はできないし、

そこを目指しているわけではない。

でも、現在進行形で

今生まれているファッションの中の

あぁ可愛い、と心躍るポイントが

どこにあるのか

自分はこのスタイルのどこに惹かれているのか

たくさんたくさん写真を見て

服を見ているうちに

ぼんやり見えてくるものが

あるようにも思えて

そのエッセンスのようなものを

私たちの年齢なりの

おしゃれの楽しみに

変えられるといいなというのは

密かな理想で野望です。

 

この仕事を続けていられるのは

やっぱり着るものが

大好きだからなんだろうなぁ。

 

身にまとう服の着心地、肌ざわり

洗濯のしやすさ、アイロンのかけやすさ

畳みやすさなどの手入れのしやすさ、

どんなふうなものに愛着を覚え

どんなものにはそうでもないのか

どんなものを選び、どんなふうに着こなすと

嬉しかったり、心躍る気持ちになるのか

毎日毎日自分で着ているもので考えています。

生活はリアルだから、現実味のないものは

やはり夢でしかないからね。

 

家で家事をする時間にも

眠る時間にも

仕事をする時間にも

友達に会いにいく時間にも

心地よく自分らしくいられるように。

 

歳を重ねていても

太ってしまってても

だからと言って、どうでもいいわけじゃない。

何を着てもそこそこ可愛く仕上がる

そんな年齢ではなくなって

自分が機嫌よく過ごせるのは

どんなものなのかを考えるのは

ますますハードルが上がっているけれど

ますます大事に思えるようにもなっています。

あきらめる選択肢はないのだ。

 

だって、今が一番若いのだしね。

これからも日々は続くのだしね。

 

さて、またYoutubeの中の

パリコレ会場に戻ります。

ライブ感を体感できるなんて夢のようだよ。

動画ってほんと、素晴らしい。

そのうちに、VRで現地にいるような体験も

きっとできるようになることでしょう。

そう思うとほんと楽しみでなりません。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

今週入荷してくるものがあれこれあります。

ゴールデンウィーク直前ギリギリで

本当に悔しいのですけれど、

ご注文くださっているお客様には

最速でお届けできるように頑張ります!

 

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東京に雪が降りました。

予報通りに降ったねぇ というのが

みんなの感想で

予報通りに午後から雨に変わってくれると

いいのにねぇと話してましたが

どうも雨になってきた様子でやれやれです。

 

慣れないので、恥ずかしいくらい

大騒ぎしてしまうのも例年のことで

年に1度か2度のことなのに、

その度に靴は?手袋は?

この際買っておくか、と気持ちが騒ぎます。

 

私の Blandstone のブーツ、

なんと底が剥がれてしまいましたの。

2014年に購入したので、9年目。

かなりハードにいろんなシーンで使ってきたので

ま、寿命ですねと諦めがつきました。

丁寧に手入れしてきましたが

見た目も相当へたってきてました。

ないと困るアイテムなので

新しいものに交換するつもりです。

 

これが履ければ、迷いなく履く日ですが

今日はどうしようかと思案して

やわらかいタイプの登山靴を着用。

ゴアテックスで水に強くて

キャンプ時にもとてもよかったのを

思い出したのです。

こういう日には発作的に

可愛いスノーブーツが欲しくなるけれど

歩きやすくて暖かくて濡れなくて

何の問題もありませんでした。

 

靴問題はずっと悩み続けてます。

解決しないまま冬が終わってしまいそうだ。

黒いタイツにスカートを着用して

ディナーを食べにいく場合

どんな靴をはいていきたいか問題。

 

イメージが湧かないのですよね。

ずっと、黒いローファーで

ごまかしてますけれど、

ちょっとそれも苦しくなってきた。

 

かといって、適当な靴で

という「適当な」も上手に見つけられず

こじれてますの。

 

ほっそりと膝下が

きれいに真っ直ぐ長いなら

どんな靴でもいいのだろうな。

自分の足が少しでもマシに見える靴で

自分の気持ちに無理がなく

そして、はいていて楽で

長く愛用できそうなもの なんて

ハードルをどんどん上げているから

これ、という靴がなかなか見つかりません。

困ったものです。

 

春夏はスポーツサンダルで通してるんだから

冬だってブーツやスニーカーで

どうにかなりそうにも思うけれど。

商品がないのではなくて

自分の中で、欲しいものの整理が

ついていないということです。

 

近所をうろうろしてるくらいだから

大して必要なかったものが

散発的に必要になり始めてます。

行動範囲が少しずつ広がっているのね。

いく場所も、その種類も、

少しずつ、少しずつ。

 

靴を探してネットの中を

うろうろするようなことも

真剣にやるのは久しぶり。

買うとか買えるとかは別にして

いろいろ押さえ込んでいたのだなと

改めて思ってます。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

不要不急のお買い物って

本当に楽しいよねー

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装う

 

ファッションについて考えて

久しぶりにちょっと高揚しています。

 

サステナブルな暮らし

=必要以上にものを消費しない

みたいなことにとらわれていたので

便利で上手に着られるシンプルなものを

作らなくっちゃ

不要なものは持たないように

しなくっちゃ と考えすぎて

服まわりのことを考えるのが

なんだかつらくなってたんだなぁ。

洋服屋ですのに。あたくし。

おしゃれが大好きだったはずなのに。

 

そして、やっぱり

「どんな風に見えたいか」にも

とらわれてました。

それが、間違った方向に

とらわれてたのではないかと

考え始めてます。

 

大人らしく

アパレルの人らしく

シックで品よくおしゃれ感もあり

女性らしくも忘れず

 

とか 頑なにこだわってた部分が

結構あった自覚があります。

(その割にはブチ切れたように

「小学生男子」的な格好も

してるんだけどね。)

 

目指してたものは決して

間違ってたとは思わないし

そういうのが嫌いなわけでもない。

むしろ、もちろん好き。

でも、出来過ぎ君って感じの

お利口なファッションばっかりだと

なんだかつまんないなぁ と。

 

自分が本当に好きだったのは

どんなんだっけ?

 

どんな服を選んで着ても

いいよって言われたら

どんな服を着たいの?って

改めて考えて

今 うきうきわくわく してるのです。

今さらよ。変なのー。

 

夏の靴はここ数年 一択くらいで

スポーツサンダルを愛用してますし

それは熱愛してますけれど

(超楽ちんだからねー)

大人として、どこに出かけるにもこれってのは

いかがなものでしょう?と

自問自答している部分は常にありました。

ま、この3年くらい、

どこにも行かなかったってのもあります。

 

おしゃれ靴としてのサンダル

ヒールのある華奢なサンダルとか?

憧れはあれど、

それが履きたいかと言われると

んー どうだろうか。

 

本当に履きたいのは

ゴリゴリにビジューがついた

TOGA のサンダルだよね?って

私の好きなのはこっちだよね?って

ことを再確認してます。

「可愛く」ないし、

小太りのおばちゃんが履く?

って考え始めると

今までなら ないない って

どこかで判断してたけど

履きたいもの

履けばいいじゃん って思うと

なんだか嬉しくなってるの。

(サクっと買えないのが残念っ!)

 

洋服も、アクセサリーも靴もバッグも

のせる土台がこれだからさー って

言っちゃうともう、

何もできなくなるし

動けなくなっちゃうよ。

 

モデルさんや女優さんじゃなくちゃ

ファッションを楽しんじゃいけない

なんてことあるわけないよね?

 

若くなくちゃ

細くなくちゃだめ

なんてこともあるわけないよね?

 

ってことで、自分の「好き」を

集めてみることからやり直してます。

雑誌見てパチパチ写真を撮って

スマホのアルバムに集めるのです。

その「ドキドキ」する感覚が

錆びついてることにもびっくり。

今ね、一生懸命動かそうとしています。

 

ついでに

自分のところの服しか

着ちゃいけないってことからも

自由になろうかなって。

これがないと困るって服は

作っていこうと思ってるし

こういうの欲しいなっていうのも

作れるといいなって思ってるけど

自分が喜ぶものじゃなくて

お客様に喜んでいただけるものが

一番大事にすべき考えるべきことです。

 

個人フェチ的に好きなものは

好き嫌いがあるよねーってものだから

そういう服は

買って着てもいいんだよなー。

うんうん。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

(痩せるぞ!って気持ちにも

ちょっとだけ本気になってきたよ。)

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お化粧とか

 

アイラインを引くのは

竹串よりも

筆の方がいいんじゃないか?

という当たり前のことに

ふと気づき、描いてみたら

そりゃそうだ、の結果に。

アイシャドウを化粧水という水で溶かし

絵を描くようにラインを引いて

指でぼかしてみると、

まぁ上手に描けました。

 

描いてます!とシャープに見えるような

アイラインが似合わなくて

全体的に目まわりをぼかす方が

自分的にはしっくりとします。

 

口紅もそう。

くっきり引くというよりも

肌と唇の境目の部分は

少しぼかすくらいの方が

恥ずかしくない(なんやそれ)。

 

リキッドファンデーションを

うっすらぼかすのも指だし

チークを乗せるのも指。

 

結果いろんな指を駆使して

お化粧していて

終わるといつも

手がすごーく汚れてます。

セオリー通りじゃないんだろうけど

これが私的に納得のいく方法だから

これでいいやって思ってます。

 

おば(あ)さんの顔なんて

別にどうでもいいんだよね。

世間的には。

自分がどうか だけの話。

 

今朝ゴミ出しに行った時に

斜め下にお住まいの年配の女性に

ばったり会ってご挨拶したのですが

黒地に赤い大きな花がプリントされた

目が覚めるようなサックドレスを

お召しになっていて

ネックレスもなさっていて

とてもおきれいで

素敵ですー と

思わずお声がけしてしまいました。

 

朝の6時よ。ネックレスよ。

私なんてゴミ袋を両手に下げて

ぐずぐずの部屋着と

ボサボサの頭で

もちろん化粧前で

正直見られたもんじゃない有様。

(誰にも会わないよね?前提の格好)

 

なんだかねぇ。

世代間ギャップというか

母世代の方々は家でもきちんとなさってると

つくづく思いました。

 

自分がどうありたいか。

身だしなみというのは

この1点だけのことですね。

 

外に出かけられる状態に持っていくのに

日に日に時間がかかる気がしていて

出かけない予定の日には

ついサボりたくなるけれど

いつか毎日そうなったら、

ねぇ、毎日サボり続けるの?って

そういうことだよね。

 

どんな人でありたいのか。

 

お化粧品を一切買わない

使わないというのが

一番エコなのかもしれないけれど

それをしたいわけではない。

 

おばさんなりにちょっとでも

可愛く(!?)なるなら化粧はしたいし

髪もきちんとしておきたい

でも、頑張りすぎてる感じに見えると

それはそれでしんどい。

いろいろと、塩梅が難しいです。ほんと。

 

おしゃれは楽しいし

大好きなんですってのは

見た目から伝わるものだから

ヘアメイクにも気を使い

着るものにもこだわっているつもり。

(コロナ以降手を抜きすぎだよ)

 

もうちょっと頑張ろうかって

少しね、

そんな気持ちが戻ってきたみたい。

 

誰に見せるためでもなく

自分のために

本当に自分の着たいものを

嬉しい気持ちで着てますか?って

そのあたりもやっぱり

誰の目か分からない

「世間の目」みたいなものを

まだまだ意識して

”わきまえて”しまいがちだなと感じます。

 

わたし達は、どんなものを

作ってお届けしていくべきなのか

ずっとずっと考え続けています。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

東京は今から雨が降るみたい

「雲行きが怪しく」なってます。なう。

 

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