焼く蒸す切る

 

凝った料理にあまり手が出ないのは

自分一人分だから。

そして毎日のことだから。

 

それでもできるだけ

自分で作ったものをと思うと

ちょっと手を入れて下準備。

すぐに食べられるようにと

ちょこちょこ作業をするようになりました。

 

会社帰りに近所のスーパーに。

 

買おうと思ってたさんまは

まだまだ細くて、しかも2尾パック。

どうしても1尾持て余すので諦めました。

もうちょっと様子を見ましょう。

代わりに選んだのは

ふっくら美味しそうなカマス。

1尾350円をトロ箱から引き上げました。

こんな風に買えるから、

このスーパー(オオゼキ)が大好きなんだよね。

 

かぼす3つ、きゅうり7本(198円!)

さつまいも3本、とうもろこし1本

大根上部ハーフ

豆腐と牛乳、フルーツも

あれこれ選んで帰ってきました。

 

家に帰ると早速

大きな蒸し器に水を入れて

とうもろこしを皮ごと投入。

洗ったさつまいもは濡れたまま

多重構造のフライパンに入れて

小さな火で延々と焼きます。

基本どちらも放置です。

 

きゅうりは斜め切りにして干すチームと

薄切りにして塩をするチームとに。

残りは少しスタンバイしてもらうにしても

7本はさすがに買いすぎでしたね。

バリバリ食べなくては。

 

カマスは内臓を取り、

塩をしてしばらく放置

表面の水分をふきとって

みりんをはけで塗ると

パリッと焼けていいよと聞いたので

試してみることに。

これもグリルに入れてしまえば放置という

料理ともいえない料理だけど

すごく上手に焼けたのです。

 

 

大根おろしとお醤油とかぼすで

これ以上のご馳走がありましょうか。

 

朝と昼にがっつり食べたので

昨日の夜はこれで終了。

 

でも、茹でたとうもろこしの実を外し、

焼いたさつまいもは切って冷蔵庫に。

きゅうりも下準備できたものが4本分。

 

水出ししていた煮干し出汁に

豆腐ととうもろこし、さつまいもを入れて

今朝さっと煮てきました。

夜に味噌を溶き入れたら

具沢山の味噌汁が出来上がり。

 

ひとつひとつの作業は小さく

心理的な負担も小さく

そういうものがあれこれあると

凝った風の品がさっと作れます。

 

干したきゅうりは卵と豆腐で炒めれば

チャンプルー風になるよね。

さつまいもはそのままで

美味しい焼き芋として1品になるし

とうもろこしは玉ねぎと

かき揚げにしようかな。

ご飯に混ぜてもいいかな。

塩したきゅうりは半分わかめと酢の物に

半分は1個残ってるじゃがいもと

少しだけのポテトサラダにしよう。

ここにさつまいもも混ぜたら

美味しいよねきっと。

 

あとは大根ときゅうりが残るから

端から全部千切りにして塩しておきましょう。

キュッと絞れば洋風にでも和風にでも

中華風にでも

美味しい和物があっという間に。

 

1回の買い物で購入したものの使い道を

おおよそ頭の中で

描いておくようになりました。

いつ食べる、というのはその時々の予定と

お腹の具合で変わるのですが

ある程度切ったり蒸したり

焼いたりされたものがあると

名前のつく料理じゃなくても

ありあわせ というものが

何かしら作れます。

そして、こういうものがあるだけで、

ジャンクなものに手を出さずに

ささやかでも自分で作ったものを

口に入れることができます。

 

極端な話、ご飯と梅干しがあれば

お茶漬けはできるし、

そこにちょこっとおかず的なものが

加われば、もう十分幸せって日が

結構あるのだなということ。

 

作り置きともいえない作り置きに

日々救われながら

立派な料理じゃないこういうものが

身体を作り、毎日を支えるのだと

改めて思います。

 

食べられる量はしれてるから

買い過ぎないことも大事とか

日々失敗と成功を繰り返しながら

少しずつ上達はしてるみたい。

やめないこと

諦めないこと

継続は力なりだ。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
«  |  »
pagetop
©2024 PCI