ニュースと新聞

 

まだ、紙の新聞を取っています。

すでにかなり少数派なのかな。

新聞紙の素材感が好きすぎて

やめられずにいるのですが、

読めない時には本当に

手もつけずに保管場所に動かすことも

よくあるので、そんな時には胸が痛い。

 

ニュースは何で取り入れてますか?

テレビ? ウェブ上の新聞?

ネットニュース?

今は本当に色々な媒体があって

自分に合う方法を選べるのは素敵なこと。

一方で、まことしやかに

フェイクニュースを作ることも

容易くできる時代です。

 

自分の頭で考えるために

この人の意見は信頼できる、と

思える意見を持つ人を見つけておくこと

幅広くフラットな情報を集めることなど

必要と思われることはたくさんあるけれど

できることには限りがあり

簡単には修正できない紙新聞の情報は

私の中では信頼感が高いのです。

 

とはいえ、新聞社により、

意見や主義的なものが違うのも確かなことで、

1社の記事ばかり読んでいると偏るよ、

と言われると、その通りなんですよね。

なかなかに悩ましい。

 

ただ、例えば今のガザの情勢がどんなもので

どのような歴史と背景の中で

何が起こっているのか

じっくりゆっくりと

自分の頭で理解しようとする場合に

新聞の特集記事は

とてもありがたかったりします。

 

小説や漫画なら読めるのだけど

スマホの小さな画面の中で

時事問題などをじっくり読むのは

なんだか億劫なんですよね。

新聞の契約は紙でしかしてないので

ウェブで新聞を読む習慣は付きようがなく

課金されずに読めるものは

割と浅めの記事だけだったりするし

スマホで何かを読もうとするシーンは

私の場合移動中の電車の中という

そもそもレアな場合に限られます。

 

新聞を大きく広げて

コーヒーを飲みながら

記事に没頭する時間は

短かくても密度が濃い気がします。

頭の中でいろんなことを考えながら

読んでいるのですよね。

 

世界の情勢を知ったところで

日々の暮らしが何か

変わるというものではないけれど

世界は広くて、日本でも、世界でも人は

みんな同じように生活を整えることに腐心し

働き、食べ、眠り、誰かを大事に思い

日々を送っているのだと想像すること

言葉や習慣は違っても

何に喜び、何を悲しく思い、

何に憤り、何に幸せを感じるのか

そういうのは同じなんだよね きっとね。

 

住む場所を追われるなんてこと

考えるだけで胸が痛い。

そういうことが自分の小さな暮らしの外で

世界には起こってることを

忘れないでいよう ちゃんと知っていようと

思いながら今日も新聞を開きます。

 

あっという間に週末。

どんな1週間でしたか?

 

異様に暑かった日もありましたが

今日の東京は雨も降り、

ぐっと冷えて秋らしい気温になっています。

週末もこのまま気温の低い状態が続くようです。

 

家事をして、仕事をして、

ご飯を食べて、お風呂に入り

ちょっと本を読んだり

ちょっと動画を見たり

そして眠る毎日は

当たり前のものではなく、

ありがたく貴重なものなのだな。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

みなさまどうぞ良い週末を!

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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