旅への憧れ

 

AGORA(アゴラ)という雑誌、

ご存知の方も多いと思うのですが

日本航空が出している情報誌です。

 

カード契約を解除したので

そろそろ届かなくなると思われます。笑

いつもは読みもせずにそのまま

資源ごみ置き場に直行だったのですが

昨日は郵便受けを開けたのが日曜日で

表紙を見て、なんだか読みたくなりました。

 

(関係ないけど壁紙ほんとひどい。)

 

日本航空が作っているものだから

旅への憧憬を掻き立てるのが

主な目的の情報誌。

 

今、掻き立てられてもねぇ。

とは思っていたのですけれど、

ハワイのカウアイ島の写真

ニュージーランドのコーヒー農園の話

オーストリアで活躍する日本人建築家の話

文章を読み、写真を見ると

素直に見てみたい、

味わってみたい、

その空間に行ってみたい、と

久しぶりに心がざわつきます。

 

日常を離れて

どこか遠くに行きたいと思う

初めての体験をしてみたいと思うのは

なぜなんでしょうね?

 

巻頭特集が

フランスの菜園についてのもの。

王の菜園 として

ヴェルサイユの菜園が

そして、南フランスの修道院や

個人の方が作られた菜園が紹介されていて

畑から野菜を生み出し、食べる

その営みや暮らしが紹介されています。

 

ネットの中で得ようとしても

届かないような情報に出会うのが

雑誌という媒体だなぁと

改めて思いました。

 

自分の興味がどの方向に向くのかは

出会ってみないと分からない。

ふと読んだ記事に影響を受けることも

大いに可能性のあることなのよね。

 

パリだけじゃないフランスに行ってみたい。

オアフ島じゃないハワイに行って

ぼんやりと数日過ごしてみたい。

オーストラリアに行って

Arc というビルを見てみたいなんて

一昨日までの私の頭の片隅にもなかったこと。

 

こんな風に夢想すること

欲求があって、行動は起こる、と

昨日読んだ本にありましたが

まずはそのきっかけがないと、

次に移す行動には続かないということ。

 

閉じた世界の中で暮らすことにも

喜びはいくらでも見出せるけれど

世界を夢見ることも諦める必要はない。

 

見てみたいこと

やってみたいこと

行ってみたい場所のリストは

たくさんあっても別にいいよね って

それが叶っても叶わなくても

思うだけで心が伸びやかに

幸せな気持ちになるのならいいよねって

思ってしまった日曜日でした。

 

家から一歩も出ずに

掃除したり片付けたり料理したり

してただけの日曜日だけど

脳内では遠くの場所にトリップしたような

なんだか幸せな午後。

 

それにしても、新聞にしても、雑誌にしても

手に取れる、ものとしての形のあるもの。

誰かが心血注いで書いた記事や

写真がその中にはあって、

なんだかね、本当にね、

ウェブの中で読んだり見たりするものとは

違う気がしています。

こだわっても、

変化していくものは変えられないけれどね。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

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