地域に暮らす

 

あぁ。本格的に春が

やってきましたね。

暖かい、というだけで

こんなに身体が楽なのかと思うのは

歳をとってきたからかな。

ありがたいことだ。

 

先週末にガラス容器に入れてもらって

買ってきたコーヒー豆が

素晴らしくて、朝のコーヒーが

楽しくてしょうがない。

 

今までも自家焙煎の

それも、流行ってる店で

人気の銘柄を買ってる自覚があって

こんなもんだろうと思い込んでた。

 

全く期待してなかったというか

むしろ、いつもの豆から変えたけど

大丈夫かな?という不安感とともに

さらさらとした豆と

暮らし始めたわけです。

 

1日目は、普通によく膨らむよ。

それは。

買ってきたばっかりだからね。

それにしても、よく膨らむねー

っていう感想で。

 

2日目は、時間がないから

1杯分だけね、と

いつも通りに豆を挽いて

いつも通りに淹れたのですが

1杯分だけの豆なのに

びっくりするくらい膨らんで

ハンドドリップで

淹れるのが楽しいというか

なんというか。

そして、とても美味しい。

 

3日目以降も、2杯分でも

1杯分でも気持ちよく膨らむの。

これはなんだ!?

 

今までの豆は、

封を切った直後は

2杯分ならよく膨らむ

という感じでした。

2日目以降は微妙な感じになり

3日目以降はさほど膨らまないのが通常

という感じで使い切っては

また買いに行ってました。

それでも、スーパーで

袋詰めされてるものを買うよりは

ずっといいと思ってた。

 

コーヒー豆をいただいたのは

調布市若葉町の小さなお店

friend brend さん。

若いオーナー氏とは

行きつけのレストランで

何度か会ううちに

顔見知りになり、

話すようになりました。

 

本当に小さな店だけれど

ユニークな豆があって

今はアジア系のを仕入れてみたって

面白い豆が並んでました。

いろんなところで販売したり

そういうこともなさってるみたいで

お忙しそうであります。

 

以前話した時に、

ガラス容器を持っていったら

そこに入れて売ってくれるか聞いたら

助かります!の一言が出て

嬉しかったのだ。

 

いつも行ってる豆屋さんで

店頭で押し問答の末に

売ってもらえなくて

ビニール袋に入った豆と

空の重いガラス容器を

持って帰ったことがあり

それは小さく悲しい気持ちと結ばれて

大好きだったはずの豆屋さんから

少し気持ちが離れる出来事でした。

 

あれもこれも全部、

ここに繋がったのかと思うと

なるほどねー って思う。

焙煎豆を買って飲む習慣は

以前のその店のおかげで身についた。

今度はもっとコーヒーと

豆を楽しむステージに

行かせてもらったんだな

そんな気がしてます。

 

父が亡くなって

転がり込んできたグラインダーも

そのひとつの欠かせない要素。

レストランでたまたま知り合ったのが

そういう人だったというのも

不思議なご縁。

 

それにしても、歩いていける範囲の

生活圏の中に、いい店を見つける

そしてそこにせっせと通って

いいお客になる努力をする。

そうすると面白く広がるものが

いろいろあって、何だか楽しい。

商売っていうのは本来

そういうもんだったんではなかろうか。

 

通りいっぺんの一定レベル以上の

サービスと引き換えに

出来るだけ安く

何かを得ようとするものとは

何だか違う手ざわりがして

こんな時代、こんな生活の中で

求めているのは、こっちだなって

気持ちが反応しています。

 

限りある生活費の中で

資源を費やす先は、

そういう場所の方が

面白いのではなかろうかね。

探そうとして

すぐに見つかるってもんでもないけど

ゆるゆる繋がっていく感じも

ゆっくり探し続ける感じも

悪くないなぁと思います。

 

この小さなお店は

ラーメンの有名店「しば田」さんの

並びにあるので

ラーメン食べてコーヒー豆買って

同じ並びにあるパン屋さん

ムッシュ・ピエールでパンを買えたら

かなりラッキーだし

籠屋で日本酒と地ビールを楽しむ

仙川の休日コースなど

いかがかしら?と思います。

 

マンボウが明けたら

ぜひ、大好きなレストラン

Giulietta さん で

贅沢に1杯ずつお客と料理に合わせて

出してくれるビオワインを楽しみつつ

料理に舌鼓を打つ夜も

絶賛おすすめします が

混むと入れなくなるので

本当はあまり宣伝したくない。笑

 

でもね、本当は遠くの街に行かなくても

自分の住む街で自分にしっくりくる

そういう店を集めていくのが

きっと一番。

店主と顔馴染みになれば

自分の生活も好みも

ある程度把握してくれるし

そうなるとそこにはささやかな

信頼を基盤にした人間関係が生まれます。

 

地域にそういう店が増えると

年齢や性別や人種を超えた繋がりが

住んでいる場所に増えていくということ。

 

この店がなくなったら困るから

できる範囲でせっせと利用させていただく

そんな気持ちで訪う店が増えると

ささやかな毎日の生活も

豊かに広がっていくように感じています。

こうなると引越とか

したくなくなるんだな。これが。

 

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throw away no. 54

 

ほぼ日でお買い物をした時についてきた

熊の小さな人形。

愛らしくて置いてあったけど

薄暗い棚の隅に置かれていて

なんだかな。

ほんと、こういう顔のあるものは困る。

今も見ながら、小さいし別に

置いておいて困るもんでもなしって

心の中で何かが囁きます。

特別に大事な思いや思い出が

込められてるわけでもないのに

捨てづらいというのはなんだろうか。

私が死んだ後に娘がまた

可愛いし、小さいしって困るよりは、

今私がどうにか

すべきものなんでしょうと思います。

50を超えてどんどん捨てるもの探しが

難しくなってきてます。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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