奥多摩登山

 

山登りね、行ってきました。

川苔山という東京の奥多摩にある山に。

 

ボクシングの成果、というのは

残念ながら確認できませんでした。

というか、そういえば木曜日のボクシングは

キックと腿上げという下半身重視の

トレーニングだったと気づいたのが

早朝移動中に駅の階段を登った時。

この程度で足の疲労感が半端ない。

え!?筋肉痛残ってるんちゃうん?

今日のコンディション最悪ちゃうん?と

気付くも後の祭りでございます。

 

案の定、上りはもう本当にきつかった。

思い出してもまだゾッとするくらい。

乳酸が溜まるってこういうこと?って

ずっとずっと足が痛いし動きません。

息が上がるとかいう以前の問題。

何が楽しくてここに来ようと思ったんだっけ?

という不毛な自問自答を繰り返す時間です。

ゆっくりゆっくりゆっくり

とにかく足を1歩ずつ前に出せば

いつか頂上に辿り着くと

それだけを唱えながら

どうにかこうにか頂上に。

 

 

はぁぁぁぁ。

身体中の水分を2回絞り尽くすくらいの

汗を全身からかきました。

自分の汗臭さに嫌になったのはいつ以来だろう。

今回は4人で登ったのですが

皆様のコースタイムを大幅に遅らせたのは

わたくしでございます。

ほんと、申し訳ない。

 

とはいえ、標高が上がると

自然と気温は下がるので、涼しいのです。

風が吹くと生き返ります。

 

山頂でお昼をいただき、

あとは下るのみ、と思うと少し元気になって

下山をスタートした瞬間に

そんなに甘くないな、と反省。

急坂は下るのもまた体力を消耗するのでした。

 

下りルートの途中には

奥多摩を代表する名爆、百尋ノ滝があり、

今回の目的地のひとつ。

落差は40mくらいあるそうです。

素晴らしかった。

 

 

この写真を撮った位置に座ると

前から冷たい風がぶわーっと吹いてきて

ジブリの映画の主人公になったみたい。

清められるような気持ちになりました。

頑張って登って良かったと感じる瞬間です。

奥多摩の山全体がジブリっぽいなぁと

感じるポイントがいっぱいあるんですけどね。

 

登ったり降りたりにとにかく必死で

写真を撮る余裕がなかったので

まともなのはこの2枚くらい。

行ったぜ、という記録のみですね。

情けないこと。

 

一歩ずつ歩かなくちゃ

どこにも辿り着けない。

どんなにしんどくても

無理かも、と思っても

歩き続けることでしか届かない。

そして全部の1歩が必要なんだ

なんて 考えながら歩き

滝の前で水飛沫を浴びながら

冷たい風を全身に受けて

神様に褒めてもらったような

また頑張れそうな気持ちになりました。

 

奥多摩の駅に辿り着いて

何はともあれ、温泉に入り

VERTERE という

素敵なクラフトビールのお店で

美味しいビールをいただいてから

どうにかこうにか帰ってきました。

帰りの温泉と、ビール。

これも登山の醍醐味ね。最高です。

滝汗を流したものにしか分からない喜び。

 

今日からまた仕事に復帰ですが

まぁ まともに歩けません。

下半身が筋肉痛でひどいことになってます。

娘に相談したら

頑張るよりも休ませた方がいいと

アドバイスされたので

ヨガの予定はキャンセルしました。

 

これからも山登りを続けたいなら

定期的に低山にでも登ってないと。

先輩で登山なさってる方々は

いっぱいいらっしゃるので

コンスタントに登っていれば

無理なことではないのと思うのね。

 

1回ごとに違うことが起こり

その度に経験値も積んでいて

どんなにしんどくても

頑張ればどうにかなるところと

どうにもならんというところのジャッジは

恐らくできるようにも感じてます。

要するに、どうにかなる範囲は

頑張らざるをえないのだ。

 

他人にご迷惑をかけるような羽目には

ならないように

自分の状態をしっかり見極めていること

年齢は重ねていくのだから

過信は禁物ってことも、

今回痛感したことです。

 

若い人たちと一緒に体を動かしてることで

自分にあまり期待しなくなってて

格好悪さも、できないことも

いつの間にか飲み込んでることに気づいて

ある意味妙に感心しました。

 

プライドとかはもう

どこかに置いてこれたみたい。

だってねぇ、もう還暦ですものね。

どうやったって若くはなれない。

こうやって少しずつ、

諦めていけるのでしょうか。

還暦鬱は少し抜け出したかな。

 

喜びや楽しいことを

全部諦める必要もなく

今出会える良いことに感謝しながら

今出来ることを頑張りながら

今日も良い1日を作っていきましょう。

今週も良い1週間にしていきましょうね。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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