食べるものを作ること

 

先日書いた食事についてとダイエットの流れが

引き寄せたような本。

 

ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室

 

今でこそ、まるで料理上手みたいなアピールしてますが、

ほんの10年前は、わたし多分ここに出て来る人だったかも。

ちゃんとした材料を選んで

実はそんなに大変なことではない

「料理して、食べる」ことを普通にやることが

今、妙にハードルの高いことになっちゃってること。

読み終わって、すごくなんだか、すごく、

どしん、と受け止めた感じのする本でした。

 

コンビニに行くと、あんなにたくさんある食べ物の中に

買ってもいい、と思えるものがほとんどないこと。

稀に野菜を売ってるコンビニがあっても、

しなびた野菜についてる価格見て、びっくりしたり。

スーパーマーケットでも、かなりコンビニに近しいところも

まま あります。

別に高級食材が欲しいわけじゃなくて

新鮮な旬の野菜と果物と

元気な肉や、魚が欲しいだけなんだけどな。

ニガリと大豆だけで作られたお豆腐が欲しいだけなんだけどな。

信用置けない感じの品揃えの店もあって

お買い物ひとつに、めんどくさくこだわりが出来てしまってます。

 

スーパーに行っても、

前に並んでる人のカゴの中身を見て

身体、大丈夫か!?と思うこともよくあります。

(わたしもずっと思われてたことでしょうけれども。)

野菜、果物、肉、魚、乾物、調味料、などの原材料的な食材ではなく、

温めれば食べられるものやインスタント食品、

お惣菜の入ってる割合の高いこと。

和えればいいだけの調味された何か、の多いこと。

 

自分もヘトヘトで帰り道にお寿司買ったりすることもあるから、

偉そうにはとても言えないんだけど

それにしても、惚れ惚れとするようなカゴの中身には

なかなか出会えないなぁと感じています。

餃子の皮と、キャベツと豚肉と、ニンニクとニラと紫蘇の葉と

ラー油とごま油が入ったカゴ見たら、

ここんちは今日は餃子だね、と ちょっとにたっと心の中でする、とか

そういうカゴの中身にあまり出会わなくなった気がしてなりません。

 

ドレッシングは、オイルと酢と塩と胡椒で、

1回分ずつ自分の好みの味に作ることは

全く難しいことではないし

材料さえ吟味してあれば、どう作っても美味しくできるけど

そして、失敗しても、結構憎めなくて笑える感じだったりするけど

売ってるものを使うのが主流なのかな。

お鍋の出汁、とかまで売ってるのがちょっと信じられないけど

ありとあらゆる味の、ありとあらゆる種類があるのですよね。

 

こんなに料理のアプリやブログやインスタが溢れてて

料理にこだわってるぜ、って感じなのに

そういう食材が売れてるらしい感じにも

レンジでチン、に疑問はあまり持たれてないらしきことにも

違和感がぬぐえません。

 

しごく真っ当に、長く修行を積んできた

料理に厳しい料理方面のプロの友人たちに

随分鍛えられたのだなぁとつくづく思います。

本当にありがたいこと。

それはとても大事にしたい価値観で、

わたしの財産だと今さらのように感じます。

(ほらね、わたしってすごーく運がいい。)

 

身体は、食べたものでしか出来ていかないから

普通の食材を、普通に料理したものでいいのだから

普通の家庭料理を、自分が美味しいと感じるレベルの出来で

毎日食べていくこと。

それをそこそこ上手に回しながらやっていくこと。

簡単にみえて、実のところなかなかハードルの高いことだけど

毎日毎日繰り返して、上手くいく経験も、失敗も重ねなくちゃ

上達はしていかないこと。

ありとあらゆる面でそうなんだけど

暮らしってそういうことだなってつくづく思います。

 

毎日毎日続く暮らし、日常を

今日も明日も、楽しみながら、心地よく、

過ごせていけると、いいなぁ。

それが、幸せの基礎になる部分なんだよ、きっとね。

 

今日も明日も、どうぞいい1日を!

KEEP SMILING!

 

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