礼装の機会

 

「着物」を

身近なものにして下さったのは

オトハルの三好洋子さんと

たかはしきもの工房の高橋和江さん。

 

日常的に着物をお召しになっている

三好さんがオトハルで

浴衣の着付け講座を開催なさった時に

初めて和江さんにお目にかかり

それが私の着物への第1歩でした。

 

その後も和江さんの

スパルタ着付け講座に

参加したりしながらも、

私は本当に劣等生で

なかなか着られるようには

なりませんでした。

 

こればっかりは練習と回数。

初心者レベルでも何回も着て

そして、出かけることが大事だったのだと

今となったら分かります。

 

和江さんや洋子さんの企画で

着物を着て出かける機会を

色々と作っていただいて

どうにかこうにか

着て出かけることを

何度か繰り返しているうちに

どうにかこうにか

まぁ着られるようになった(のか!?)

のだと思います。

 

和江さんは気仙沼の悉皆屋さん。

今では全国的に超有名な

着物を容易く着るための

下着の製造販売をなさっていて

御本も何冊も出していらっしゃいます。

いつの間にかちょっとした著名人に。

 

東日本大震災で

気仙沼の工場には水が入り、

もうお商売を諦める気持ちに

なりかけていた時に

泥だらけの着物を抱えて

何人もお客様がいらしたとのこと。

どうか、この着物を

救ってほしいという声に

続けなくてはいけないと

強く思われたそうです。

 

と言うような話は、

何度か書いているかと思うのですが、

その和江さんが気仙沼に

工場、店舗、配送センターが

一体となった新しい社屋を作られて

その落成記念会にご招待いただきました。

 

コロナのこともあり

随分と悩まれていたのですが、

つい先日やはり予定通りに開催と

ご連絡をいただきました。

 

和江さん本当にすごい。

女性経営者として、尊敬し

憧れる先輩なのです。

 

遠いし、洋装でもいいかなと

チラリと考えたりしていたのですが

その選択肢はありませんでした。

 

着物の商いをなさっている方の

お祝いに駆けつけるのだから

和装で出るのが一番のお祝い。

しかも、それなりの格式が必要という

着物初心者的には

滅多にないシーンです。

 

父の葬儀、

姪の結婚式、などの際には

着付けをお願いして

着せていただきました。

 

今回は自力で着なくてはなりません。

訪問着で、袋帯です。

ひゃー。無理無理。

持ってるものでどうにかなるかも不明。

ということで、

お片づけでお世話になっていて

着物の先輩である友人の

さかもとりえさんに泣きつきました。

 

実のところ、

りえさんに最初にお目にかかったのは

最初の浴衣の着付け講座。

私がモタモタしている間に

りえさんは積極的に練習をなさって

着物を着て出かけることを

繰り返しなさっていて

あっという間に

”いつも素敵に着物をお召しになっている人”に

なられておりました。

経験値に雲泥の差が出来てます。

 

家まで来てくださり、

この着物とこの帯なら大丈夫、

帯揚げはこれで、

帯締めは私が何本か

持っていくようにするね、

草履はこれでいいと思う など

優しくアドバイスをいただき、

袋帯の結び方も教えてもらい

着るときのコツなどもたくさん

教えていただきました。

 

ちょっとどうにかなりそうな

気がしてきたけれど。。

 

りえさんが帰られてから

ひとりで一から練習したら

完成まで1時間半かかった。泣

しかも結構ぐずぐずです。はぁ。

今週は毎晩練習しようと

心に決めています。

 

それにしても、

着物を着ることを身近なものに

していただいたことといい

今回のように訪問着を着る機会を

作っていただいていることといい

洋子さんにも、和江さんにも

そして、りえさんにも

感謝しかありません。

 

和装も洋装も

身にまとうものという意味では

同じなのですよね。

好きなのは、どうしようもない。

 

着物まわりも随分と片付け

自分が何を持っているかも

ようやく把握できました。

まずはそこから。

どれだけ数を持っていても

好きなものでなければ

似合うと思うものでなければ

着ないのは洋服と同じです。

洋服なら趣味でないものを着るとか

あり得ないでしょう?

 

格式の高いものを着る時には

それに合うバッグや靴やアクセサリーが

必要なように

着物でもやはり普段の着物とは違う

色々なものが必要。

そのあたりも押さえながら

必要なもの もしくは 好きなもの

以外は手放していってもいいのかなと

思ったりしています。

まぁ大した数があるわけではないのですが。

 

第一礼装に関しては、

振袖、留袖、喪服など小物も含め

丸っと全て揃っているのは

母のおかげです。

嫁入り道具として揃えてもらい

それがあるから、

着物を着る機会には

着るようにすることも出来ています。

 

おしゃれ着物みたいなものは

逆にほぼゼロに近いので

じっくりゆっくり楽しんで

集めていこうと思います。

 

相応しい帯じめがない とか

落とし穴がありましたが

助けてくださる友人(りえさん感謝!)が

いらしてくださり

着付けが間に合わないかもと思えば

おそらく助けてくださる手が

いっぱいありそうな会であります。

 

本当に久しぶりの遠出です。

また、その様子はお伝えできればと

思っております。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

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