おしゃれってさ

 

すごーくおしゃれな人には、見えなくてもいいかな。

おしゃれな人だね という風には見えたいかな。

という微妙なところ。

 

そんな風には見えてない日も

いっぱいあるかもしれない。

でも自分の中で「良し」と思ってからでないと

家の外に出ていく気持ちにはなれないから

ある程度のこだわりは大事にしているのです。

 

そもそも何をもって

「おしゃれな人」と思うのか という秤も

人によってそれぞれなのだから

定義は出来ないことなのだ。

 

すごくこだわりのあるおしゃれをなさってても

私の思う「素敵」の定規では

そもそも計れない場合もあり

おしゃれなさってますよね=真似したい

ではない時もいっぱいあります。

それが個性 というものかもしれません。

 

真似したい!と うっとりしても

ほっそりした長い手足と小さな顔があっての

スタイリングだったとしたら

うっかり真似すると

大火傷ってなことになります。

 

持って生まれた身体つきや顔立ちは

どうしようもないものだから

好きなところはアピールして

嫌いなところは上手に隠して

自分が思う「素敵」に

どうやったら近付くのかを

研究するしかないのです。

 

たくさんのシルエットの服を着て

たくさんの色の服を着て

たくさんの組み合わせを試して

鏡の前で過ごした時間の量だけ

ちょっとずつ自分の目指すおしゃれに

近づいていくのかなと思います。

 

どんなにうっとりする素敵な服でも

どうしようもなく似合わないものもあります。

色も、柄も、サイズ感も、素材も、

着ていて落ち着かないようなら

ハッピーなおしゃれにはなりません。

 

外から見た時にどんな風に見えたいか

だけじゃなくて

着ている自分の心持ちは

着心地に大きく左右されるから

そういう部分も大事なところ。

 

気になる二の腕が丸っと出てると

落ち着かないんだよ とか

気になるお腹まわりが上手にカバーされてると

嬉しいよね とか

 

なんかほっそり見える

なんか綺麗に見える

なんかかっこよく見える気がする

なんかすごく好き

 

それが、きっとあなたに似合う服です。

 

ひとつ、ひとつ、そういう服を見つけて

集めていきましょう。

 

何が自分にそんな風に感じさせているのか

そのポイントを見つけられると、

また似合う服を見つけることが上手になります。

 

すごく気に入っていて、

毎日毎日毎日のように着ていたものに

ある日違和感を抱いたら、

大好きだったよ、ありがとう と

手放すことを考えるタイミング。

 

よれよれになってて

みっともないのかもしれないし

時代が変わってしまったのかもしれません。

 

執着して着続けるのはちょっと危険です。

本当に大事なものなら

着なくても持っておけばいいのです。

 

手入れがされていることや

清潔であることは

おしゃれ以前の問題なので

手を抜かないように気をつけましょう。

 

何を着てたって

日々は普通に過ぎていくし

別に大きな問題じゃない。

でも、自分の思う感じいい雰囲気に

自分が仕上がっていると思えると

自ずと落ち着いていられます。

それは”自信”というものの、

大事なひとつの要素と思っています。

 

どこに行く、誰に会う

どんな時にも、自分らしくいられて

場に相応しく素敵に見えるものを

着こなせるというのは

かなり経験を要することです。

 

うまくいかないことも多くてね

無難なものを選んでしまいがちだけど

無難よりもちょっと背伸びしないと

自信ってものはついていかないのかもねと

そんな風にも思います。

 

服を着るのは毎日のことだから

時には手抜きもしながら

でも、楽しみながら

経験値を上げていく意識をしておきましょう。

 

少しおしゃれが上手になってもね、

体型が変わったり

歳を重ねるといろいろ変化も出てくるので

終わりはないんだよね。

それがまた楽しいし面白いってことで。

 

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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