暖かさ とか

週末を挟んで

季節がぐんっと進んだようです。

なんだか寒いぞ。

(あったか下着を着てくれば良かった。)

毎年繰り返すことなのに

暑い時には寒い時のことが

イメージ出来ないものだなぁと

つくづく思います。

今日の東京はほんといいお天気です。

週末が今日みたいな天気なら

あれも干したい

これも干したいだったのに。

 

体感的なものは、

その瞬間の温度が全て。

想像はできても、

感じることは出来ないから

その場にならないと

その時にならないと

実際のところはわからなくて

いろいろと目論みは間違ってたりします。

 

でも、去年も過ごした季節だから

今年も焦らなくても大丈夫なんだよね。

家の中での過ごし方も、

眠る準備も、外に出る準備も、

一応持ってるものでどうにかなるはず。

 

我が家の冬の暖房は

アラジンのストーブと

デロンギのオイルヒーター。

エアコン暖房でどうにかしようとすると

乾燥で体調を崩すことが多く

ストーブの上にやかんを置いて

湿度を加えながら室内を温める

このスタイルに落ち着きました。

 

体調は良くていいんだけど、

電気代にはため息が出ます。

今年はオイルヒーターの使い方を

研究しようと思っています。

暖かいものを重ねて着ることや

他の工夫で出来ることを考えていこう。

早寝?とか?

 

って言いながら

昨日寒くてすでにデロンギを

出してしまった。

寒さに勝てるのか!?

 

湯たんぽで火傷をしてばっかりなのは

湯たんぽカバーが薄いからだと

ようやく気づきました。

今年は少し厚手のものを作って

上からかぶせようと思ってます。

手持ちの材料で考えると

随分前に何か作ろうと持ち帰っていた

真っ白の分厚いタオル地(綿100%)が

最有力候補。

熱伝導効率は悪そうだけど

これでU字の袋を作り、

首の部分にゴムか紐を通せばいいよね。

(考えるのは簡単なんだけどな。)

 

化学繊維はどうこうって

偉そうに語ってみても

寒くなるとポリエステル100% の

フワモコのフリース的なものが

最強で手放せなかったりします。

その上例えば具合が悪かったりすると

天然素材とか、どうでもよくなる。

そんなもんだよなぁ。

簡単に洗えて、すぐに乾いて

軽くて、暖かい。

すごい素材を人間が

考えて開発したんだよね。

それが、でも、自然には良くない?

 

そう、週末に羽毛布団を片付けながら

考え込んでしまったのです。

嫁入りに持ってきた

夏用羽毛布団は30年選手。

カバーを変えるたびに

細かな羽毛がいっぱい出て

毎回もう限界か?と思うのです。

一方で、羽毛と同等の暖かさを持つという

機能性布団も持ってます。

軽くて、家で洗えて、気持ちいい。

どっちを選ぶべきなのか?

 

最高級のカシミア毛布や羽毛布団を

手に入れられるなら、

天然素材で軽くて暖かを

実現できるのかもしれませんが

なかなか手の出ない価格です。

天然素材にこだわることと

動物保護の問題も真逆のこと。

 

天然のファーが動物虐待なら

エコファーを洗って出るかもしれない

マイクロプラスチックは海の生物に

優しくないのではないのか。

環境汚染という意味でいえば

全くエコではないのでは!?

自然から得られるもので

自然に返るものの方が

環境負荷は少ないのではないのか。

 

とはいえ天然素材よりも安価で

同等の効果や

遥かに優れた機能が得られて

アレルギー対策にもなったり

清潔さを保つのも容易な

代替素材があるなら

それは、嬉しい選択肢になってしまう。

 

弊社で作っているものの中にも、

天然素材100% で

とてもいいものもあれば

化学繊維100%で

素晴らしい機能性のものもあります。

 

身体を濡らさない、

汗を外に出し、乾かし、

熱に変える、それを保温するなど

スポーツをする、野外活動をする場合には

機能性素材の優位性は

すでになくてはならないものです。

 

どちらかを排除する というのは

やっぱり現実的ではないのだよね と

頭から舞う細かな羽毛と戦いながら

(これは箒とちりとりではなく

電気掃除機で戦いたいやつ)

オーガニックでエコな生活は

どこまでが理想的なんだろうと

改めて考えていました。

 

土曜日にご紹介していた

江戸のエコ生活の本を完読して

とはいえねぇ と

いろいろ考えたのですよね。

 

泥だらけの道と

舗装道路と

水洗トイレと

そうではないトイレと。

 

人間が工夫して、考えて

さまざまなものを開発し実現してきた

この清潔で快適な生活は

全部がダメなわけではないはず。

過剰なものは

必要ないかもしれない。

バランスの取れる方法

新しい技術開発

みんなの考え方を変えることで

どうにか地球を維持していくことを

可能にしていけますように。

 

なんてことを

ひとりひとりが考えることが

最初の1歩 と思いたい

けど 寒さには耐え難い

ささやかに何かと戦う毎日です。

 

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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