考える時間

 

自粛生活の間に

規則正しい生活が

かなり身につきました。

 

早寝早起き。

 

外食の機会も出張も旅行もなくなり

家の近所のスーパー銭湯にさえ行かず

映画を見に行って遅くなるなんてことも

ほぼなくなりました。

週末に時々、近所のレストランに行くくらい。

それも8時には営業終了だったりしましたから

ちょっと残業したレベルの時間には

家に帰り着いています。

 

家でご飯を食べて、お風呂に入り

仕事をして眠る。

また朝起きて家事をして

会社に行って家に帰る。

 

単調ではあるけれど

するべきことができている充実感と

じっくり物事に取り組める時間がある喜び。

 

いつかやろう、と思っていた

自分プロジェクト(大げさ)を

いくつも実際に動かし始めていて

行動したり考えたり検証したりも忙しい。

長く忘れていた感覚です。

 

そうすると

何かイレギュラーな予定が入って

ルーティンが崩れると

ひどく疲れる気がするようになりました。

 

何もなければできたはずの

あれもこれもする時間がなくなった!と思うと

なんだかストレスになったりします。

 

あらら。どうしたかしら。

 

歳をとってきてるというのもあると思います。

それにしても、今までが

やっぱりいろんなことを詰め込みすぎて

いっぱいいっぱいだったんだろうなぁと

思わざるを得ません。

 

「ハレ」の日は、

「ケ」の日がたくさんある中にあるから

ハレなのだな。

 

さまざまな予定に振り回されて

ものごとをじっくり考える時間もなく

あっという間に日々が過ぎていってました。

 

今も実のところ、そんな感じでもあるけれど

それでも目の前を過ぎていく時間の首根っこを

捕まえて、しがみついて、引きずられてるけど

ちょっとスピードダウンしたかな、

ちょっと見えるようになったかな、

ちょっとは自分で

コントロールでき始めてるかな

という実感があります。

 

働き方を変え、地方移住を考える人が

リアルに多いというのは

まさに、そういうことを考える時間を

持てるようになった人が多いということ。

 

今出ている AERA を

久しぶりに購入したのですが

巻頭特集が早期リタイアについてでした。

 

想像していたのと違い、

月8-10万円くらいに生活費を納めて

そのくらいの利回りで

食べられるようになったら

リタイアするというもの。

 

月々30万とか100万とかの

益が出るようになったら

するもんかと思ってました。笑

もちろんそういう方も

いらっしゃるのですが。

 

年金生活みたいなもんですね。

 

そういうことを考える人も

増えているのだと思うと

このコロナは多くの人にとって

自分の生き方や人生を

改めて見直す機会に

なっているということです。

 

私もまだまだ考えるべきことも

やるべきこともしたいことも

山のようにあり

もしも世界が戻った時にも

以前のような暮らしぶりには

戻らないだろうなと考えています。

 

地に足がついている感覚?

なんだろうか。

なかなかいいもんだ。

(今まで何してた!?って話ですよねー)

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

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