何かをしながら

 

相変わらず

眠ったりお風呂に入ったり

眠ったり水シャワーにトライしたり

ちょこちょこと掃除や洗濯をしたり

料理をしたりしてる合間に、

このお休みは結構どっぷりと

小説を読んでいます。

 

本を読む という中の

勉強ではなく楽しむ方向の読書です。

 

宮部みゆきさんの新刊で

大事に大事に置いてあった

「魂手形 三島屋変調百物語七之続」

を皮切りに

杉村三郎シリーズを

「誰か somebody」から

「名もなき毒」、「ペテロの葬列」上下巻、

「希望荘」、「昨日がなければ明日もない」

まで読み、

 

宮木あや子さんの

校閲ガールシリーズを3冊読み

 

合間に原田マハさんの

「ハグとナガラ」も読み

伊坂幸太郎さんの「チルドレン」を読み

その後の「サブマリン」に取り掛かったところ。

 

読みに読んでます。

ハードカバーも文庫本も

kindle に入れた電子書籍も手当たり次第。

 

シリーズものが好きなんです。

読み始めると止まりません。

で、シリーズ最新刊を読むと

そもそもの最初から

読み返したくなってしまうループ。笑

 

でも、これのおかげで

今回のお休みは意外なことに

動画にはほぼ手を出さずに

過ごしてます。(今のところね。)

 

こうしてガツガツ活字を読んでいると

耳で聞くのも

動画を見るのも

微妙に受動態なのだな

ということに気づきます。

 

能動的に聞いてる見てるつもりでも

やっぱり違う。

読む、というのはまた違う。

 

本に限らずラジオでも聞いてる時には

ぼうっとしてると通り過ぎます。

何を言ってたか

聞いてないタイミングがあります。

他のことをしながらだし

他のことを考えてると

全く聞いてない空白が出来ます。

私はまだ勉強系の本しか聞いてないので

これが娯楽系になるとどうなるのかは不明。

 

何もせず聞くことだけに集中してれば

話は別なんだろうか。

他のことが出来てしまうから

つい、他のことをしながらになり

他のことを考えてしまいがち。

 

かといって聞いてることに集中しすぎると

その時にしていることがおろそかになり、

それ以外の耳情報が入ってこないというのは

意外と危険なんだよね。

外界を閉ざして

自転車に乗ってる人たちがその典型。

 

動画を見るのはその内容にもよりますが

ドラマや映画なら、

ストーリーに集中するので

本気で見たい時には他のことは出来ないし

何かをしながらでも

かなり単純作業でないと無理。

しかも、視線が向いてないと

大事なシーンを見逃すことになってしまうので

作業をしながらだと

結構何度も中断しながら見てたりします。

受動的に受け取りながら見てるんだけど

集中してないとそもそも見る意味がなくなる。

 

煮干しの内臓を取る作業とか

たくさんあるリンゴを剥いて

ジャムにする下準備をするとか

山のような洗濯物をたたむとか

そういう作業の時には、本当に

何かを見ながらだとはかどるし、

作業そのものが楽しいものに変換されます。

 

本を読んでいる時には

他のことは考えられませんし出来ません。

文字を追い、意味を理解しようとしてるし

本を支える手がいるし、

ページをめくる作業も必要。

kindle で読んでても、

ページはスクロールせねばならん。

他のことを考えたいなら

他のことをしたいなら

本を閉じて置くしかない。

 

ここが決定的に違うのだな。

ネットフリックス見るのに必要なのは

目を開けていることだけ。

次のストーリーもクリックすらしなくても

始まってしまうから

見続けることよりもやめることの方が

手間がかかるということ。

そりゃ見続けがちになるよね。

 

何かを聴きながら

何かを見ながら

何かをすることに慣れてしまうと

何も見ず、何も聞かず

作業や思索に没頭することが

難しくなるような気がして

時間を有効に使っているつもりだけれど

どうなんだろう?と思ったりもします。

 

まぁ仕事している間は

目の前の仕事だけを見てる

そういう時間がたっぷりあるから

普段はあまり感じないんですが

家事をしている間だって

スピーカーを持って歩く

もしくはイアホンで飛ばしながら

本を聞くなりクラブハウスを聞くなり

そういうことはいくらでも可能になって

ぼーっとすることが

下手くそになってるように思います。

 

ご飯を食べる時に

ご飯を食べることだけに集中するのが

難しくなっているのもそうだし

お風呂に入る時に

本を忘れると慌てるのもそう。

温泉旅館の露天風呂なら

お湯を楽しむことだけに集中するのにね。

 

本を読みながら

文字を追いながら

主人公たちが頭の中の

想像の世界の中で動き出し

喋るのを聞きながら

それが今この瞬間に

自分の頭の中だけで

起こっていることや

その本を同じように愛する読者が

たくさんいることを思います。

 

なんだかんだ言いながら

本を聞くのも楽しいし

動画を見るのも楽しいし

本を読むのも楽しい。

好きだなー と思った本は

何度読み返してもほんとに好き。

こういうもの、ありとあらゆるコンテンツを

世の中に生み出してくれる人たちの才能に

驚嘆しながら感謝して過ごす休日。

最高です。

あと二日かー。

あっという間に過ぎてしまうなー。

今日もどうぞ良い1日を。

 

本日もお越しいただき

ありがとうございます。

今も最前線で戦ってくださっている

世界中の医療従事者の皆様に

心からの感謝を!

 

 

 

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