白猫。

 

ごろごろと喉を鳴らしながら

白猫が、膝の上に乗ってます。

 

ひとりと1匹の暮らしになってから

私が座る場所に、ぴとっと

くっついて来てくれるようになりました。

黒猫と自然にしてたスキンシップがなくなって

やっぱり淋しいのかなと思います。

私も淋しいから、ちょうどいいのね。

あったかいしね、嬉しいの。

 

家にいて、家事をしていない時間

ソファに座っても、

テレビの前のカーペットに座っても

食卓の椅子に座っても

書斎のひとり椅子に座っても

いつの間にか気配を察してやってくる

可愛いことをしてくれるようになりました。

 

 

サッカーも一緒に見たんだよね。

何を考えてるのかはさっぱりわからないけども

わたしの話してることの大体は

理解しているように感じます。

人生を温めてくれる大事な存在。

 

ペットがいるご家庭では

犬でも猫でもうさぎでも

みんなきっとそうなんですよね。

 

どのくらい一緒にいられるのかは

本当に分からないものだから

今日を大事に、過ごそうねって

今までにも増して思うようになりました。

家にいられる時間が長くなって

それもありがたいことです。

 

家族とはいえ人間じゃないから

喧嘩することもなく

意見の相違があるわけでもなく

お互いのペースを守りながら

一緒にいたいときは一緒にいる。

外を駆け回る自由と引き換えに

安全な環境と、水と食事と寝床を

死ぬまで保障してあげることが

私にできること。

 

寒空の下、どこかで餌を探し

安全な寝床を探してる猫が

たくさんいるのだなと想像します。

その子が幸せなのか不幸せなのか

決めることは私にはできないけれど

やっぱり乾燥した暖かな場所で眠れる方が

いいんじゃないかとは思ったりします。

 

そして野良猫を見かけるたびに

うちの子達も

あの猫だったかもしれないと思うと

いろんな思いが湧き上がり

切ない気持ちになるのです。

自分のできることの

なんと少ない小さいことか。

 

世界中に、人間と暮らしている動物がいて

その存在に救われている人間もいて

その関係性は、やっぱり素敵なもの。

 

1日でも長く

膝の上でごろごろ鳴る音を

聞けますように。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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