石鹸を作る

 

石鹸の在庫が怪しくなってきたので

新たに仕込みました。

作り方はここ数回

ネットの中を検索して

大体の感じでやってたのですが

やはり納得いかなくて

石鹸を作りはじめた

きっかけになった本を

ネットの中で探して入手しました。

 

 

この本です。

まだ新しいものも手に入るようですが

自分が一度売りに出したのもあり、

中古で探して手に入れました。

 

1999年が初版のようなので

23年前の本です。

最初に買ったのはそのくらいの頃。

それからずっと作り続けてると思うと

すごいなぁ。

 

サステナかぶれの知識が入り

手作り化粧品の知識も入った

ここにきて読み直すとまた

別の本を読んでるくらいに

気づくことも共感することも

たくさんありました。

再度手に入れて本当に良かった。

 

そう、石鹸だけじゃなくて

化粧品やマウスウォッシュなど

他のものについても

いろいろとレシピが出ていて

なるほどね、と

試してみたくなる記述がたくさん。

 

材料を見て、製法をみて、

ふむふむ、と思える下地が

少しできてきたということです。

 

彼女はご主人がアメリカの方?のようで

昔の英文の資料をずいぶんと集めて読んで

研究なさった様子です。

日本でも作りやすい材料で

作りやすい分量で と何度も試し、

時間をかけて開発なさったレシピと

その作り方やコツを惜しげなく

詳しく教えてくださっているのがこの本。

それをホイホイと使わせていただいて

ありがたいことなのだなぁと

改めて感じることにもなりました。

 

昨日作ったのは、

オリーブオイルとパーム油と

ココナッツオイルをベースにした

マルセイユ石鹸です。

気をつけてレシピ通りに作ったので

今回はちゃんとできたのではないかな。

 

今までは作るだけで精一杯で

余裕なかったけれど、

香りをつけてみたり

色をつけてみたり

違うレシピにトライしてみたりも

ようやくできるような気がしてきたので

また近いうちにもう一回作ろうと思っています。

 

昨晩牛乳パックで作った型に流し込んで

発泡スチロールの箱に入れて丸1日放置

という工程の途中です。

固まったら型を外してまた1日放置

そして切り分けてから約1ヶ月放置して

ようやく使える状態になります。

これで8個くらいできるのだったかと。

消費期限が約1年。

 

娘にあげたり、

人にプレゼントしたりすると

あっという間になくなるし、

普通の石鹸よりは、柔らかくて

なくなるスピードも早いので、

気をつけないとあっという間に

在庫がなくなりますから

ザクザク作れば手土産にも

ケチケチせずに使えるかな。

 

自分はもうこればっかり使ってるので

あまり意識していないけれど

これ以外のものを使う気になれないのは

やっぱりすごく気持ちいいから。

ぬるぬるしないし、

洗い上がりがカピカピしない。

使ってみて、としか言えない感じ。

植物性のオイルを贅沢に使っているし

作ってる間にできたグリセリンが

そのまま含有されていて、

それがとてもいいのだそうです。

グリセリンは化粧水などにも入れる

大気中から水分を引き寄せる効果のあるもの。

市販の石鹸ではこれを製造工程の中で取り出して

また別の用途に使うのですって。

 

この、長く時間をかけて熟成させる製法は

コールドプレス製法というそうです。

前田京子さんが編み出したレシピが

日本でのこの製法の

石鹸づくりの基本になってること

さまざまなサイトを見ると

よく分かります。

 

キッチンで使うオイルやハーブで作った

オリジナルの石鹸やバスソルトを

気候や天気や自分の疲れ具合に応じて

選んで使うと癒されるよ、楽しいよ、と

お風呂場で過ごす時間の愉しさを

たっぷりと読んで

それだけで、エッセンシャルオイルを

買いに行きたくなってしまっています。

 

普通の家庭のキッチンで

普通に作られていた石鹸。

少し取り扱いに注意が必要ですが

さほど難しいものではなくて

ゆっくり丁寧に工程を追っていけば

極上の石鹸が手に入ります。

ご興味あればぜひ、

まずはこの本を読んでみてください。

きっと作りたくなっちゃうと思う。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
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