すべての女の子たちへ

 

連休最終日に

東京では桜が開花したそうです。

標準木で5輪咲いたら開花なのですって。

歩いてるだけでも嬉しい、

楽しみな季節がやってきます。

 

西宮阪急にも、星ヶ丘三越にも

連日たくさんお客様にお越しいただいている様子。

本当にありがとうございます。

ウェブショップでも、実店舗でも

商品をお店に並べた後は、

ちゃんと喜んでいただけるものを作ることが出来たのか、

1日1日、その評価をいただくようで

緊張しながら、喜んだり、反省したりの繰り返しですけれど

スタッフが書いてくれるお客様とのやりとりを読みながら

思うことがたくさんあります。

 

そういう日々を積み重ね、

ウェブのお客様と時折電話でお話ししたり

折々に自分で店頭で接客するたびに思うことを重ねて

会社を作ってから17年も経って、今更、という気もするのですが、

パルレシフォンが服を作り続けるにあたり

何のために服を作るのか、をもう一度真剣に考えて考えて

出た答えがあります。

 

子供から大人になる途中にいる

微妙な年頃の少女たち。

まだまだご両親の大きな翼の庇護の中にいるのだけれど

繊細でやっかいな自意識を

たくさんたくさん持ちながら、もてあましながら

時に自分に自信たっぷりな日があったり

まったく自信がなくなったり。

 

私自身もその頃は、自意識の塊で、そして

今この年になってもまだ完全に拭いきれない

自己嫌悪を自分に深く深く刻んでしまった頃。

 

そんな年頃の女の子たちが

パルレシフォンの服を着ることで

ちょっと自分を好きになれる

ちょっと自分に自信を持てる

そんな服を作りたい! 作るのだ!と

ハードルの高い理想ではありますが

思うようになりました。

 

見た目、というのは侮れないものです。

少しでも自分が可愛く見えたり

いい感じに見えたりすると

自分のことを好きになるのが

ほんの少し容易くなります。

 

自分に自信を持つことも

自分を好きになることも

その頃の女の子にとって

とてもとても大事なことなのだと

わたしはよく、よく覚えているのです。

少しでも、そのお手伝いができるなら

けっこうキツい、そういう思春期を過ごしたことも

全部意味があったなぁと

すとん、と腑に落ちました。

 

 

どんなに可愛い子でも、自分に自信があるとは限らないことも

どんなに自分に自信がある子でも

見た目にだけはコンプレックスがあったりすることも

もちろん、全部に自信がたっぷりで、愛らしいお嬢様も

みんな、まだ若い若い、柔らかいハートの持ち主。

 

身につける服というものが

時に自分の大きな味方になること。

 

やさしい着心地の服は

心を慰めてくれるものであること。

 

「似合う」ということや「センスがいい」ということは、

流行とはそれほど関係ないこと。

 

ファッションが趣味、ということと

日々の装いが感じいい、ということは

また少し違うこと。

 

自分がなりたい自分

自分が見られたい自分を

装いで作ることが出来ること。

 

そういうことを、伝えられる服を、お店を作っていきたいと

改めて、思っています。

 

そして、それは自分が

この歳になっても同じなのだ とも気づくのです。

 

40を超えると、女性は変わってきます。

見た目も、体つきも。

ずっと綺麗なままでいたいのは

誰しも一緒だと思うのですが、

どこまでお金と時間と手間と根性をかけるのか

かければどうにかなりそうな時代というのも

なかなか厳しいもので。

 

幾つになっても自分の中には

あの頃の少女のかけらが残っていて

今になってもまだ時々、その頃の傷が痛んだりします。

 

それなのに、見た目ばっかり劣化していくそのことに

鏡を見るたび心の底からびっくりし続ける毎日。

中身はあんまり大人になってるわけじゃないのに

こんな風になってしまうのやね、と。

 

だから、そういうわたしたちが着て

少しでも綺麗に見えたり

少しでも素敵に見えたりする服を作ろう と

大人服を作るうえでも、

少女服を作るうえでも、

基本は同じなのかもなぁと思い始めています。

 

おしゃれが得意じゃなくても

センスに自信がなくても

スタイルに自信がなくてもあっても

自分が好きな自分であれたら素敵。

いろいろなひとに、似合って、綺麗に見えて

いろいろなひとに、いろいろな嗜好で着こなしていただける

そういうものを作ろう。

なかなか他では見かけないものを作ることが出来たら

もっといいなぁ。

 

休みの日にひとりで家にいても

ちゃんとお化粧をして、髪を巻くようになりました。

そうしないと、鏡見た時の落ち込み方が半端ないから。

ちょっとでも小マシに見えると

ちょっとだけ嬉しいです。

それは、すごく大事なこと と感じていて

わたし、一生女性は、「女子」なのだと思っています。

いいじゃん、女子で。

 

すべての年代の女の子たちが

それを着ている自分を好きになれる服を作ろう

 

これを、これからのパルレシフォンの服作りの指針としたいと思います。

なんて、大げさに語るほどのことではないかもしれませんが

わたしの中で、ちょっと見えた気がしたので

書いておこうと思いました。

 

春です!

素敵なスタートの季節でありますように!

 

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