手帳術

 

スケジュール管理を目的とした

手帳を使うことは、

随分前に断念しました。

それでも毎年年末になると、

手帳売り場の盛り上がりを見て

寂しい気持ちにまだなります。

 

スケジュールはコンピューターの中の

カレンダー機能1本でやるようになり

ダブルブッキングをやらかすことも

なくなって、それはそれでよかったの。

 

それでも必ずノートは持ち歩いて

今日やることのリストを書いたり

日記的な一言二言を書いたり

いろんなメモをしたり

使い方は定まらないまま

汚い書き方で、あまり気持ちも

上がらないまま使っています。

 

手書きで何かしらを書くことは

コンピューターの中でする作業とは

全く別の部分の脳が動くような気がして

大事に思ってる作業です。

 

その日のうちにしなくてはいけないこと

その週のうちにやりたいこと

大きな目標など

タスク管理やそれ以外の

どこかに置いて、見返して

心に留めておきたいことなどは

コンピューターの中に書いても

あまりしっくりとこなくて続きません。

 

そしてノートは本当に自由に

あちこちに書き散らすものだから

書きっぱなしで忘れることばかり。

 

今からやりたいこと、やること100

とか書いたけど

あんたさ、本当にできると思ってんの?

なんて まだなってもいないくせに

還暦鬱になってた時には、

リストそのものを捨ててしまうくらいの

負の勢いだったのですけれど、

今はやりたいことリスト上等。

いくらでも書いてやるぜ みたいな

気持ちにまたなっています。

全部はもちろんできなくても、

10個でもできたらいいじゃんね。

 

なんていうふうに

気持ちの方は持ち直したのですが

ぐちゃぐちゃで汚い手元のノートを見ては

なんかやる気出ませんね、と

どうしたもんかなぁと思ってました。

 

ほぼ日手帳をもう一回

使ってみるか?と考えては

何度も途中放棄してきた過去を思うと

どうにも手を出せず

無地、もしくは方眼の薄手のノートに

自由に書くのがまだ一番

自分的にはしっくりくるんだよねと

ぼんやりと考えていたところ

時々立ち寄る note の中で

偶然見つけたのが

バレットジャーナル という手帳術です。

 

アメリカが発祥の、

ノートを使ったタスク管理術というもの。

全く知らなかったのですが

これが、ひょっとすると

相性が良さそうな気がして、

手をつけ始めてます。

じっくり書き込むような時間は

今とても取れないので

ちょっとずつですが、

日々のタスクだけでも書き出し

終わったら消すし

終わらなかったら次の日に書き写すか

もっと長い時間軸のページに移動するか

放棄するか

その思考法だけでも、ぐんっ と

頭の中が整理されたような気がしています。

 

簡単なことなのにねぇ。

 

日々のスケジュールを確認したり

管理したりしながら

やるべきことやしたいことを

整理しながらぐいぐい進めるのに

良さそうに思っていますが、

さてどうでしょう。

しばらく続けてみようと考えてます。

 

ちょっと調べただけでも

凝りに凝った手書きのイラストやアレンジの

可愛い見本ページがわんさか出てきます。

高校や大学の頃の自分の手帳って

こんな感じだったなぁ

(暇だったんだなぁ。。)

 

これやり始めると

絶対に続かないので

やりたいけど、そこにはあまり

比重を置かないように

注意しようと思ってます。

ついやりたくなりそうだけど

本末転倒というやつですから。

 

スケジュールやタスク管理用のと

仕事用のは分けて、

薄い Rollbahn の ノートを2冊

持ち歩いてます。

軽くて薄くて負担がないのも

大事なポイント。

 

やりたいことも

まだまだいっぱいあっていい。

いつまでもそうでいい。

どこかで身体が動かなくなっても

できるとこまでできればいい。

そう思うと霧が晴れたような気持ち。

リミッターは勝手に自分で

設置してたんだね。

 

本日も、お越しいただき

ありがとうございます。

webショップでは

新しい、いいものいろいろ

取り揃えてお待ちしておりまーす。

 

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