小分け仕事 段取り仕事

 

キッシュ作りでも思ったんだけど

台所仕事というのは、

事前準備ができてると

すごく楽なんだね。

 

ご飯作りはゼロからやろうとすると

心理的ハードルが高くなって

特に疲れてたり気持ちに余裕がないと

今日はもういいか、カップ麺で とか

ピザでも取るか? にもなりやすい。

 

週末には先週のうちに作っておいた

クラムチャウダーが鍋一杯ありました。

とりあえず、それを2杯飲むと

心もお腹も満たされて、満足。

ずいぶん救われたのでした。

あったかい汁物はいいね。冬はほんと。

 

冷凍庫に餃子とご飯があれば

糠漬けと味噌汁で一食になります。

カレーが冷凍されてれば、

ご飯さえあればお腹は満たされて

よかったー と思います。

 

改めて意識して

作り置いたりはしないんだけど

一人のくせに、

大量に作ろうとするもんだから

ストックされてるものがちょこちょこあり

そういうものに救われる日が

たくさんあります。

こういうのも、小分け仕事なんだよね。

 

昨日の夜は眠る前にご飯を炊いて

お櫃に移しておき

そして、頭とワタを取った煮干しを

水につけておきました。

それくらいなら

全く大変な作業ではありませんし

ご飯を炊いた小鍋と蓋、

しゃもじをその場で洗うのも

1分かからないくらいの仕事。

 

朝起きると、

いい煮干し出汁ができてます。

豆腐を切って入れて煮立て

味噌を溶いただけの味噌汁。

冷やご飯。

頂き物の京都のすぐきの漬け物。

それだけでとても満たされた朝食。

 

朝からご飯を炊こうとしてたら

きっと今日はもうフルーツだけで

いいや、になってました。

出汁はそもそも無ければ

味噌汁ということにもならない。

 

炊いたご飯があるから

ご飯を気軽に食べられるし

出汁があったから味噌汁が

あっさり作れた。

 

台所仕事も小さく分けて

仕込んでおくことで

ちょっと上手に回るのですね。

 

片付けに関しても、

出来るだけ溜めない修行中。

いろんな作業工程で出るものを

こまめに洗い、拭き、しまうところまで

極力途中途中に挟みながら

ものが溜まらないキッチンを目指して

訓練してます。

こういうのは癖になって身に付けば

一生もののはず。

(この歳にして

まだ身に付いてないことが問題ですぜ)

 

流しの中に溜まっているものが

少なければ少ないほど

無ければ無いほど

台所仕事の段取りは

うまく回るように思います。

 

ジュリ先生のお教室に行ったときに

洗い物って、次の工程を

冷静に考えるのに

いい時間なんだよね、大好きって

言ってたのをいつも思い出します。

 

合間に挟み、考えるための時間。

 

そう思うと、

貴重な時間に思えてくる不思議。

ガサガサと洗うのではなく

どんな汚れをつけたのか考えながら

無闇矢鱈と水を使わないよう工夫しながら

丁寧に汚れを残さないように洗い

そして、水気を残さないように拭く

その作業がちょっと

好きになってきてるみたいです。

 

食洗機もあるんだけど

ひとりになってからは

全く使わなくなりました。

ひとり分だもの。ほんと

手で洗って拭くほうが

100倍早いから。

 

あとは、ひとつひとつの

作業をするときに

次の工程で必要な

道具を揃えておくことも

かなり大事なことだと気づき始めてます。

 

卵焼きを作るなら

フライパンを火にかけて

フライパンの柄を掴むための布巾を準備し

卵を割るボウル、混ぜる箸、

卵の殻を捨てる場所の準備

油、油ひきのためのティッシュ、

砂糖、塩、醤油 を揃えて

出来上がったのを載せるまな板と包丁

それを盛り付ける皿と盛り付け箸まで

準備しておくってこと。

 

とりあえず卵を冷蔵庫から出して

ボウルを出して割り、

どこに捨てようってうろうろして

新聞チラシを出す間に

殻から垂れた卵液を床にこぼしたり

ネタネタした手で箸を探したり

ネタネタした手で塩や砂糖の容器を触ったり

しがちでしたねー。

そういうことだと

フライパンの中身に集中できないのです。

鍋つかみを探してる間に焦がしたりして

床に垂れた卵液を

うっかり踏んで靴下汚したり

汚れ広げたり

慌ててるもんだから火傷したりして。

(あー。マジで想像できすぎる)

 

段取り ってほんと大事。

 

でも、そういうことが

ちゃんとできるようになるまでには

何が必要かを想像する経験値が必要で

適切な道具も必要で

初心者が勢いでできることでも

なかったりするんだよね。

 

上手になりたいことがいっぱいあるなら

ぼんやりぼやぼやしてる場合じゃないな。

頭も身体もぴんしゃん動くうちに

経験を重ねたいことも

工夫したり考えたり

したいこともいっぱいだ。

大変ー。笑

全部途中で終わっちゃうんだろうけどね

出来るだけ 出来るところまで

いけるようにトライするのだ。

 

本日もお越しいただき、

ありがとうございました。

 

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE

経験値

 

着るだけで、

大汗をかきました。着物。

仕上がるまでにたっぷり2時間。

 

やっと出来た、と思って

後ろ姿を確認したら

みっともない皺が背中に寄ってて

あぁ。となきべそをかきながら

また帯締めも帯揚げも帯もといて

腰紐段階に戻ったり

何度やり直したか数え切れないくらい。

 

でもね、これが大事なんだと思って

丁寧に何回もやり直しました。

DVD見たりして、

手順を復習してからやると

自力ではいつまでも着られるように

ならないと思ったので

とにかく記憶を頼りにやると

こういうことになります。

 

ゼロから思い出して、

失敗して、やり直して、

下着を着るところから

衿の出し方、着物の着方

おはしょりの出し方

帯の巻き方、整え方

全部全部失敗してはやり直して

ああそうだった

ああそうだったね、と

泣きそうにもなりながら

ひとつひとつ思い出して

どうにか外に出られるくらいには

仕上がったかな?

どう?間違ってない?

ってのは実のところ分からない。

自分の知識だけでやると

そういうことになるのです。

 

それをじっくりやろうと思って

たっぷり時間を見ておいたので

約束の時間までには着られました。

よかった。

 

冬場はコートを上から着るという

最高の隠し技があり

帯周りが全部隠れるので

気が楽です。

間違ってても、みっともなくても

あまり分からない。

久しぶりに会えた皆様に

きれいに着られてる、と言っていただき

とりあえずはほっとして

楽しい時間を過ごすことが出来ました。

良かった。

 

先日の新宿御苑ピクニックの時に

焼いたタルト生地が

半分残って冷凍されていたので

今日は朝からキッシュを焼きました。

 

冷凍生地を丸2日くらいかけて

冷蔵庫の中でゆっくり解凍し

具材とアパレイユという卵液に使う

材料は覚えていたので

週末に作ろうと揃えてありました。

 

手順が多くて

時間と手間のかかるものですが

タルト生地さえあれば、

そんなに難しいものではない。

 

前もって作っておくことも

運ぶこともしやすい、

いわゆる持ち寄りや

差し入れにぴったりな

キャセロール料理の一種とも

言えるかなぁと気がつきました。

グラタンとかドリアとか

そういうものの仲間的な。

 

これ、得意料理にしておくと

いいんじゃないかな。

タルト生地がいつも冷凍庫にある

そんな風になっていれば

気軽に作れるし

結構人気のあるものだし。

 

作る回数を重ねれば

作るのはどんどん

難しいことじゃなくなるはず。

経験値を積むというのは

そういうことだ。

 

で、着物を着るのも

料理を作るのも

回数なんだろうな と気づきました。

 

材料やメニューが違う

季節や着物や帯が違う

出す相手も会う相手もシーンも違う

それぞれの時に合わせて

経験を積んでいくことでしか

上手にはならないってことだ。

 

上手かどうかなんてことも

自分ではなかなか判断できないし

誰かに褒めてもらっても

それが優しさなのか本当なのかは

結局のところ分からない。

 

作ったものは、

一緒に食べてくれた人の笑顔が

一番のご馳走で

着物に関していえば

もう、自己満足でしかないから。

 

それでも、大事な誰かが来た時に

大好きな誰かに会うときに

美味しいかな?と思うものを

自分なりに納得のいく感じに

作れるような人になりたいし

誰がいつ家に来ても、

どうぞ、と言えるような家を

保っていたいし、

いざ、というときに

着物という最終兵器を

さらりと出せる人でもありたい。

 

どんな自分でありたいか。

ありとあらゆることにおいて

自分が目指すこと

身につけたいと思うことは

そういうことなんだろうと思います。

鍛錬鍛錬だなー。笑

 

 

本日もお越しいただき、

ありがとうございました。

今日も良い日曜日でありますように。

 

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE

今日は着物で

 

午後から排水管清掃があるということで

出かけられない土曜日です。

いいお天気なのになぁと思いつつ

家にいて出来ることを。

とりあえず、掃除片付けから。笑

 

そして、夕方には出かけます。

本当に久しぶりに、

遠くからいらっしゃる友人を囲んで

食事でも、という予定。

 

そういう約束が入るようになりました。

今日はまだ飲食店は時短なので、

早め集合早め解散の予定ですが、

少しずつ少しずつ

生活が戻り始めているのを感じます。

油断せず、でも少し

楽しみが足されていくのは

嬉しいことです。

 

今日は着物関係の仲間で

東京国際フォーラムで行われている

着物サローネという催しにかこつけて

集まる運びとなりました。

 

ということは、着物です。

着物を着ていかなくては。

雨ならね、雨のためのものを

何も持ってないから洋服、と

大きな顔をして洋服で行けますが

今日はきれいに晴れたので

着物を着ていきます。

(何回も書いて

決意を固めてるとこです。)

 

もう、10月なので、袷でいいんだよね。

晴れた日に着る袷の普段着物は

ちょうど着てみたかったのが。

 

たかはしきもの工房の和江さんに

真っ赤で可愛かった八掛を

大人らしく黒に染めていただいた

大島紬を着てみようかな。

そして、和江さんの

新社屋完成のお祝いの時に

求めさせていただいた帯を

締めようかなと考えています。

 

全く着る機会がなかったし

着ようともしなかったということ。

安い買い物ではないのに

もったいない。ほんと。

そう、着物の師匠(勝手に呼んでる)である

和江さんもいらっしゃるので

そうやって伺おうかと思ってます。

 

帯締めや帯揚げは

少ない手持ちのものから選んで

どうにか仕上げていきましょう。

ちょっと楽しみになってきた。

 

名古屋帯は、多分結べると思う。

もう、DVDとかで復習しなくても

大丈夫と思う。(ほんとか?)

 

雨の日のためのものは持っていないこと

夏用のものも持っていないこと

それを認識していることが

ちょっとは進歩したことです。

 

なので、秋から冬の晴れた日には

どうにか着られて出かけることが

出来るくらいのものは

最低限揃っているということ。

気仙沼でのお祝いの時に

頑張って自力で袋帯を結び、

紋付の色無地を着たのが最後です。

ほんと久しぶり。

 

あ。そういえば違いました。

この時には着せていただいたのですが

「アレコレ」という

着物まわりの情報満載の小冊子に

ご縁があり取材していただき

(なぜ私が!?)

掲載していただいたのでした。

 

 

恥ずかしくてあまり大きな声では

誰にも伝えてなかったのだ。

着物超初心者の思うことや

洋服の仕事の人が、ということで

興味を抱いていただけたようです。

 

着物との縁は

その周りにいらっしゃる

素敵な方々とのご縁にも繋がっているので

不思議なことに、途切れずに

年に数回しか着なくても

その楽しさや嬉しさは

着るたびにしっかり身についていきます。

 

洋服とはまた違う意味で

長く残せるものだから

大好きだと思える着物を

厳選して集めていけるといいなと

妄想だけはしています。

高額なものが欲しいわけではなく

自分好みのものを見つけたい。

 

なかなか簡単に買えるものでもないので

目を養う期間だと思っています。

いつまで養うつもりなのか。。

目ができた頃には

立派な老女になってるんじゃ。。

まぁいいさ。

 

とりあえず、今日は頑張って

着てみるということで。

 

そう思うと、洋服ってほんと

気が楽、身体も楽、便利なものです。

アウターフェア開催中ですよ。

ぜひ、ご検討下さいねー。

 

本日もお越しいただき、

ありがとうございました。

 

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE

久しぶりのサウナ

 

昨夜、久々近所の銭湯に行きました。

あんなにサウナサウナ言ってたのに

タイミングを逃して行けずにいる期間が

すっかり長くなってしまいました。

なんだか寒くなっちゃったけど

大丈夫なのかどうか。

 

外気浴 という部分が不安です。

素っ裸で外でリラックス。

出来るのか?

 

っていうか、サウナーの皆さんは

その辺りはどうなさっているんだろう。

と 思いながら調べもせずにGOです。

とりあえずやってみましょうってことで。

 

20時までだった営業時間が

いつの間にか22時までになってました。

焦らなくていい、とほっとして

ゆっくり髪と身体を洗ってから

サウナに入ります。

 

寒い時期にはいいですね。

じっくり温まります。

冬は身体の芯が冷えてしまうと

なかなか暖まらないので

これはますます癖になりそうだ。

コロナ対策もあり、

おしゃべりしている人がいないので

サウナ室内はとても快適。

 

その後の水風呂は

夏よりも遥かに

罰ゲーム度が上がりますが

我慢して入ります。

心の中で「うきゃー!!!」です。

ほんと。

 

ゆっくり40数えて

(多分1分くらいにはなってるはず)

出るだけでほっとして

いよいよ外気浴。

 

寝椅子が空いてるので

身体にタオルをかけて

横になってみますが

気温がそんなに低くなかったので

意外と大丈夫でした。

3回目などは、寝落ちていて

寒くて目が覚めました。

(あかんやつ)

最後にゆっくり温泉に浸かって

最高にリラックス。

 

久しぶりにすっきり。

この身体的に超気持ちいい感覚を

味わうのがサウナの醍醐味。

外気浴がないと、これは味わえないので

冬にも必須なのだよな、と再確認しました。

 

気温が低くなってきたらおそらく

時間を短くするべきなんでしょうか。

自分の身体で確かめながら

また、週に1回くらいは来たいなぁと

心に誓ったのでした。

 

閉館時間がゆっくりになってくれると

とても行きやすくなります。

サウナセットは車に必ず積んでおこう。

 

本日もお越しいただき、

ありがとうございました。

 

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE

動画

 

見始めました。

NETFLIX の 「イカゲーム」。

世界的ヒットになっていて

NETFLIX 史上最大のヒット作と

このところニュースが流れているので

気になっていたところ

身近にハマった人が結構増えてきて

推されて見始めたのです。

 

なかなか刺激的な内容で

無理な人は無理だろうなと思わされます。

とはいえ、設定も、セットも

「作りもの」感が満載だから

その上で、エンタメとして見ると

ぐいぐいと引き込まれます。

あー、眠れない夜が続きそうだ。

とはいえ、さほど長いシリーズではないので

すぐに見終わりそうですが。

 

テレビドラマは、とんと見なくなりました。

テレビに繋いでいたDVD レコーダーを外して

あれ?録画出来なくなった?

そうだったの?というところで

繋ぎ直すのではなく

録画機能は必要なし判断をしたのです。

 

そこそこの重量と体積のある

電子機器をひとつ処分することの方が

魅力的に感じたのですよね。

 

録画しても見ないことの方が多かったので

今のところ、あまり不便を感じません。

本当に見たかったら、

それぞれのテレビ局のサイトで

見ようと思えば見られるし

時差があってもよければ、

そのうちにAmazon などで

見られるようになることもある。

本当に見たかったら、

その時間を捕まえる方が

私はちゃんと見るのかなと感じています。

 

そもそも、

今やっているテレビドラマの情報も

新聞のテレビ欄以外からは

ほぼ入ってこないし

知らないものに興味が湧く理由もない。

 

そして、動画サイトで見る映画やドラマが

どんどん増えていってます。

自然とそういう流れになっている。

 

髪を乾かすとか

化粧をするとか

爪の手入れをするとか

細かな時間を捕まえて

興味ある分野のYoutube 動画で

知識を増やしたり癒されたり

英語耳を作ろうとしたりもします。

 

プロアマ問わず玉石混交。

世界中の言語で投稿されている

膨大な量のコンテンツがそこにはあって

楽しいし、勉強にもなります。

私が好きそうな動画をどんどん

おすすめしてくれるってな

ことにもなってるし

見るものがない、なんてことは

起こりようがない世界になってます。

おや まぁ いつの間にか

すごいことになってるよねぇ。

Squid Game の話題で

世界中の人と話せるってことだよ。

なんだか変な感じだ。

 

1日24時間の中で

仕事をして眠り

生活のための家事をして

それだけでも普通に

いっぱいいっぱいなのに

そこに本を読みたいだの

キャンプに行きたいだの

動画を見たいだのを詰め込んで

ほんと、勤勉というよりは

強欲に負けてる感じの日々。

(えへへ。

イカゲーム に負けて

睡眠時間を削ってます。笑)

 

それでも文字資料しか

情報がなかった時代のことを思うと

動画 というのは本当にすごい。

ロープの結び方も

魚のさばき方も

火の起こし方も

一見は百聞に如かずの通り。

とはいえ、すべて見るのとやるのとは

大違いだから、

そこは間違っちゃいけないところ。

見ればいい、と思って油断して

なかなか身に付かないのも落とし穴。

 

この娯楽と情報ツールは

毎日を楽しく

豊かにしてくれることも確かです。

ほどほどに、上手に取り入れながら

時間管理もしていこう。ほんと。

 

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE

学ぶこと。

 

コロナで起こった様々なことで

大きく揺れたあれこれが

ゆがんだり、壊れたりしたあと

日常を取り戻したように見えてても

本当のところは違うよなぁと

ふつふつと考えます。

 

問題は問題のまま

なくなったわけではないし

過ぎてしまったこと

無くしてしまったものは

取り戻せるものではない。

大きく変化したことは

必要なことだったのだ。

 

そうなのかもしれないけれど

今はまだ生々しい傷跡が

ひりひり痛かったりするのです。

 

あれもこれも でも

過ぎたことは過ぎたこと。

前を向いていこうとしたところで

次は大きく揺れて崩れた地面の中から

わらわら出てきた

たくさんの問題に直面することになります。

 

ひとつひとつ、向き合えば

自分の至らなさに

冷や汗が出るようなことばかり。

 

気付くことができてよかった。

 

気付けたから、

また変われるし

また進化できるってもんだ。

 

上を見上げれば

課題が積まれた目の前の階段は

終わることなく続いていて

避けてきたことを学ぶ必要が

どんどん出てきています。

 

限られた時間の中で

それは私のやるべきことなの?

よくわかってる人に任せればいいよって

安易に考えがちでしたけれど

それが間違ってたことにも

気付き始めています。

 

自分で理解していないことは

誰かに頼むことも

うまくできないということだ。

 

そして新しく知ることは、

想像以上に面白い。

 

知らなかった世界を見ること

知らなかった人に出会うこと

新たな知識を蓄えることは

また新しい力になります。

 

知恵というのは、

学ぶことからしか

生まれないのかもしれません。

 

昨日と同じ自分でいたら

進化することなんてできないんだ。

 

尻込みすることなく

新しい扉も開いていこう

止まることなく歩いていこう。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE

雨の日コーデ

弱い雨が降っていて

気温も低かった今朝。

歩き回る予定の日だったので

とにかく雨に強い靴から

何を着ていくか考えます。

 

靴はNike のスニーカーに決めて

パンツは Blair に決めました。

 

 

トップスは昔のVネックカットソーで

その下にタンクトップだと寒そうだったので

あったか下着を着ようか悩んでしまった。

実のところ、肘から先の部分、

足でいうところの

ふくらはぎにあたる部分が

今とても敏感になっています。

1日あの質感に我慢できる自信が

今年はあまりないのですよね。

ほんと大きな悩みになりそうだ。

本格的に寒くなってくれば大丈夫かなと

まだ希望は持ってるのですが。

 

ちょっと悩んで考えて

あぁそうだ、これなら大丈夫と

Jeremy を着用しました。

 

 

素材はコットン100% で、

肌ざわりがすべすべでストレスのない着心地。

インナーにしてもいいくらいのサイズ感で

衿開きもちょうどいい。

あぁ、思い出してよかった。

(作ってよかった。)

 

自分でストレスに感じるのが嫌なので

腕まわりはゆるりとサイズを出していて

それもちょうどよかった。助かった。

 

しばらくこのロンTは

1枚目に着るものになりそうです。

同じようなお悩みがありましたら

ぜひお試しくださいませ。

 

今日は白を着用して

チャコールのセーターと

黒いパンツ、

そして黒いパーカという

モノトーンコーデの中で

衿元と袖口からちらりと白が出て

いい抜けにもなったかなと思います。

 

リュックを背負って

朝からたくさん歩いて

今日はいろいろな人にお目にかかり

いろんなことを教わって

たくさん刺激を受けて帰ってきました。

外に出て、人に会うことは

やっぱり大事なことだと感じます。

 

やらなくちゃいけないこと

まだまだ自力でできること

課題は山積みです。

体力と気力が落ちないように

そこには気をつけながら

毎日を頑張っていこう。

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE

暖かさ とか

週末を挟んで

季節がぐんっと進んだようです。

なんだか寒いぞ。

(あったか下着を着てくれば良かった。)

毎年繰り返すことなのに

暑い時には寒い時のことが

イメージ出来ないものだなぁと

つくづく思います。

今日の東京はほんといいお天気です。

週末が今日みたいな天気なら

あれも干したい

これも干したいだったのに。

 

体感的なものは、

その瞬間の温度が全て。

想像はできても、

感じることは出来ないから

その場にならないと

その時にならないと

実際のところはわからなくて

いろいろと目論みは間違ってたりします。

 

でも、去年も過ごした季節だから

今年も焦らなくても大丈夫なんだよね。

家の中での過ごし方も、

眠る準備も、外に出る準備も、

一応持ってるものでどうにかなるはず。

 

我が家の冬の暖房は

アラジンのストーブと

デロンギのオイルヒーター。

エアコン暖房でどうにかしようとすると

乾燥で体調を崩すことが多く

ストーブの上にやかんを置いて

湿度を加えながら室内を温める

このスタイルに落ち着きました。

 

体調は良くていいんだけど、

電気代にはため息が出ます。

今年はオイルヒーターの使い方を

研究しようと思っています。

暖かいものを重ねて着ることや

他の工夫で出来ることを考えていこう。

早寝?とか?

 

って言いながら

昨日寒くてすでにデロンギを

出してしまった。

寒さに勝てるのか!?

 

湯たんぽで火傷をしてばっかりなのは

湯たんぽカバーが薄いからだと

ようやく気づきました。

今年は少し厚手のものを作って

上からかぶせようと思ってます。

手持ちの材料で考えると

随分前に何か作ろうと持ち帰っていた

真っ白の分厚いタオル地(綿100%)が

最有力候補。

熱伝導効率は悪そうだけど

これでU字の袋を作り、

首の部分にゴムか紐を通せばいいよね。

(考えるのは簡単なんだけどな。)

 

化学繊維はどうこうって

偉そうに語ってみても

寒くなるとポリエステル100% の

フワモコのフリース的なものが

最強で手放せなかったりします。

その上例えば具合が悪かったりすると

天然素材とか、どうでもよくなる。

そんなもんだよなぁ。

簡単に洗えて、すぐに乾いて

軽くて、暖かい。

すごい素材を人間が

考えて開発したんだよね。

それが、でも、自然には良くない?

 

そう、週末に羽毛布団を片付けながら

考え込んでしまったのです。

嫁入りに持ってきた

夏用羽毛布団は30年選手。

カバーを変えるたびに

細かな羽毛がいっぱい出て

毎回もう限界か?と思うのです。

一方で、羽毛と同等の暖かさを持つという

機能性布団も持ってます。

軽くて、家で洗えて、気持ちいい。

どっちを選ぶべきなのか?

 

最高級のカシミア毛布や羽毛布団を

手に入れられるなら、

天然素材で軽くて暖かを

実現できるのかもしれませんが

なかなか手の出ない価格です。

天然素材にこだわることと

動物保護の問題も真逆のこと。

 

天然のファーが動物虐待なら

エコファーを洗って出るかもしれない

マイクロプラスチックは海の生物に

優しくないのではないのか。

環境汚染という意味でいえば

全くエコではないのでは!?

自然から得られるもので

自然に返るものの方が

環境負荷は少ないのではないのか。

 

とはいえ天然素材よりも安価で

同等の効果や

遥かに優れた機能が得られて

アレルギー対策にもなったり

清潔さを保つのも容易な

代替素材があるなら

それは、嬉しい選択肢になってしまう。

 

弊社で作っているものの中にも、

天然素材100% で

とてもいいものもあれば

化学繊維100%で

素晴らしい機能性のものもあります。

 

身体を濡らさない、

汗を外に出し、乾かし、

熱に変える、それを保温するなど

スポーツをする、野外活動をする場合には

機能性素材の優位性は

すでになくてはならないものです。

 

どちらかを排除する というのは

やっぱり現実的ではないのだよね と

頭から舞う細かな羽毛と戦いながら

(これは箒とちりとりではなく

電気掃除機で戦いたいやつ)

オーガニックでエコな生活は

どこまでが理想的なんだろうと

改めて考えていました。

 

土曜日にご紹介していた

江戸のエコ生活の本を完読して

とはいえねぇ と

いろいろ考えたのですよね。

 

泥だらけの道と

舗装道路と

水洗トイレと

そうではないトイレと。

 

人間が工夫して、考えて

さまざまなものを開発し実現してきた

この清潔で快適な生活は

全部がダメなわけではないはず。

過剰なものは

必要ないかもしれない。

バランスの取れる方法

新しい技術開発

みんなの考え方を変えることで

どうにか地球を維持していくことを

可能にしていけますように。

 

なんてことを

ひとりひとりが考えることが

最初の1歩 と思いたい

けど 寒さには耐え難い

ささやかに何かと戦う毎日です。

 

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE

冬支度

昨日からずっと薄暗く、

時折強い風が吹き雨も降っていて

近所のスーパーにすら

行かずに済むなら行かないでおこうかと

家から出ないで過ごしています。

 

ミルクと卵がなくなったんだけど

まぁ、あと1食くらいは

どうにでもなるし。

 

ちょっと仕事をしたり

本を読んだり

家の中を整えたり。

 

ベッドまわりをようやく

冬仕様にしました。

夏布団を片付けて冬布団に替えて

そのあたりのものを全部洗濯し

雨模様でもそれほど湿度は高くないから

2日かけてゆっくり何度も洗濯し

順々と乾いたものをまた仕舞い

細かな羽がもうもうと舞うのと戦い

すべすべのシーツに潜り込む

昨日の夜のまた幸せだったこと。

暖かな布団は安心だったこと。

 

夏のパジャマ類もようやく

引き出しの中に入れました。

冬用の眠る時のものを出して、

分厚いソックスも出しました。

階下に音が響かないようにするために

冬場は分厚いウールのソックスを履いて

歩いているのですが

そろそろ大丈夫かな。

チクチクしないかな。

 

去年大丈夫だったTシャツが

今年はどうしても肌にチクチク。

大好きだったものでも

ストレスで着られなくなっていたりします。

年齢的なものだと思いますが

保温下着が無理になったらどうしようと

今から心配。

自分で何か作るか!?と思ってしまう。

コットンだけだと寒いのかな。

コットンシルクとかの洗えるカットソーを

探してみようかな。(遅すぎる)

 

昨日の夜は

ソファで本を読んでいたのですが

なんだか寒くなってきた。

膝掛け毛布、というアイテムは

どうしても猫の毛がひどくひどく付き

厄介なのだよなぁと思いつつ、

片付け損ねていた

薄手の布団を抱えて座りました。

表面がスルスルするので

猫の毛もあまり気にならないし

今年はこれでいくか。

座面が広くなったソファに

クッションを山のように置いて

薄手の布団まであると

シングルサイズのベッドと同じだよ。

毎晩寝落ちそうだけど

だらだらと過ごす時間の

なんて幸せなこと。

 

デロンギのヒーターや

アラジンのストーブも

そろそろ出してくる季節かな。

明日からはひとつ季節が進むような

予報をいろいろ聞きました。

 

ひとつ、ひとつの季節

日々の移り変わりの様子が

愛しく思えるようになってきた。

 

ネルのパジャマパンツ

ウールの靴下

長袖の柔らかなコットンのTシャツ

カシミヤのカーディガン。

 

身にまとって快適なものも

季節と一緒に少しずつ変化していく

その全てが楽しい営みです。

 

残り半日のお休み。

穏やかないい日曜日で

ありますように。

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE

江戸の暮らし

 

先日のキャンプの時に

立ち寄った本屋さんで求めた本の1冊。

 

江戸に学ぶエコ生活術

 

江戸時代をテーマにした

環境問題の本が、

実はたくさん出ていること

検索してみて気づきました。

 

鎖国、という政策が取られた中

化石燃料が入ってくるまでの時代

日本では太陽エネルギーを

ほぼ唯一のエネルギー源として

暮らしていたのですよね。

 

木を燃やして食事を作り

植物から紙や布を作り

それぞれのものを

最後まで使い切る暮らし。

食べたものは肥になり、

太陽エネルギーを得て育ったものが

また農作物となって食卓に並ぶ。

 

燃料は薪と炭。

どちらも太陽のエネルギーで育つ木が原料。

 

そうした暮らしがどのように営まれていたか

詳細に検証されたのがこの本のようです。

って

実はまださわりしか読んでおりません。

楽しみすぎて、ゆっくり読み進めています。

 

時代小説も大好きなので

当時の暮らしぶりを想像しながら

読むのがとても楽しいのです。

 

薪を燃やさないと、

炭をおこさないと、

お風呂にも入れない、お茶も飲めない

もちろんご飯も食べられない。

そういう暮らしは本当に

不便だったろうと思います。

 

蛇口をひねれば

お湯がじゃんじゃん出てくる

ボタンを押せば

涼やかな空気が出てくる

そういうものがない世界に

戻りたいとも戻れるとも

思いはしないのですけれど

太陽エネルギーの中で

帳尻のあった文化的生活を送っていた

江戸時代の日本の人たちのことを

なんだか誇りに思う気持ちも強いのです。

 

稲垣えみ子さんが、

電気のない生活

冷蔵庫のない生活にチャレンジする時に

時代劇ドラマを参考にしたと

書いていらっしゃいましたが、

まさに、的を得たことだと思います。

 

先進国である私たちが

享受しているこの暮らしを

世界中の人がやろうとしたら

アメリカ並みで5個

日本並みで2.8個の

地球が必要なのだと

WWF ジャパンのサイトには

書いてありました。

 

このままじゃダメだよね と

思ってはいるけれど

現実的に何かが出来る訳でもない。

 

気休めのようですが

少しずつでも知識を広げることで

ヒントになることが増えていくかなと

読み進めています。

 

面白いですよ。

 

農村での暮らし

町場での町人の暮らし

そして、武士の暮らし に分けて

検証してあるようです。

 

朝からか細いような雨が

降ったり止んだりしている土曜日。

ソファに埋もれて

読書に耽る時間は

たまらなく幸せな時間です。

 

 

 

[Disigner_ Kahoru Yamada]
Instagram_daily style
[PCI official]
Instagram
Facebook
YouTube
LINE
pagetop
©2024 PCI